どうして『関わらない方がいい人』ばかり出会ってしまうのか…
なぜ新しい環境に移っても、どこにいっても、いじめやパワハラ・モラハラを受けるのか…
そう悩んでいませんか?
人格が優れた人に囲まれて過ごすということがあまりに難しい…
そう感じているのは私だけでしょうか。
一瞬の間だけ『関わらない方がいい人』に出会ってしまうならまだしも、だいたいは、そのような人は、なぜか職場の上司やママ友として身近な距離にいて、度々、実質的な被害を被ることがあって苦しい…なんている人もいるのではないでしょうか。
私自身、自ら『関わらない方がいい人』から距離を置くようにしているのにも関わらず、そのような人によくターゲットにされやすく、実害を被り、苦しむだけでなく、もれなく人生を壊された経験が一回どころではなく何度もありました。
自らそういった人達から距離を置くようにしているのにも関わらず、ターゲットにされ、人生を潰される…今後、どのように生きていけばいいのかと悩んでいる方に向けて助言をお伝えいたします。
関わらない方がいい人とは?
避関わらない方がいい人の特徴
- 人を貶め入れる人
- パワハラ・モラハラする人
- 事実を捻じ曲げる人
- 人を小バカにしたり、マウント取ってくる人
- あなたを無下に扱う人
- 嘘、詐欺をする人
- 己の利益優先にあなたを利用する人 etc.,
どれだけ自分から『関わらない方がいい人』から、離れよう・出会わないようにしようと気をつけていても、相手に目をつけられてしまうと、毎日の暮らしが不快なものになります。
それは、時に”我慢できる程度の”精神的な不快にとどまらず、あなたの人生を壊すほどの被害と非常に重い精神的苦痛を得ることもあります。
『関わらない方がいい人』からターゲットにされやすい人の特徴の一例として;
- 優しそうなほんわかした人
- 口数の少ない人
- 謙虚な人
などが挙げられますが、これらの特徴は『一般人』の前では何ら悪い人格ではありません。
しかし、『関わらない方がいい人』にとっては『利用しやすい人』と捉えたり、『この人達を見てると、なんかイライラする』といった個人的な逆恨みの感情で、ストレスのはけ口にされます。
そういう人ばかりに出会い、被害を被ってばかりになる原因は何なのか…。
答えは『怨憎会苦』という人間が本来持って生まれる”苦”のせいでもあるのです。
怨憎会苦(おんぞうえく)とは
「四苦八苦」という言葉を聞いたことがある人もいると思います。
「四苦八苦」とは、人間が本来生まれながらにして持っている8つの苦悩のこと。
そして、『怨憎会苦』とは、四苦八苦の『八苦』に分類されています。
そして、『怨憎会苦』とは、嫌な人と出会い、時間などを共にしなければならない苦しみ、嫌な人との出会いから逃れられない苦しみのことを言います。
気になる方は、四苦八苦の「四苦」、怨憎会苦以外の「八苦」の意味も調べてみてくださいね!
嫌な人に会う苦しみ
私は、どこにいっても『関わらない方がいい人』からターゲットにされやすく、人生を潰された経験が何度かありました。その度に、この人達と出会った意味、学びはないのか探しました。
しかし、最終的にたどり着く答え(学び)が下記のような哀しいものでした。
- 人に優しくしない心を持つこと
- ”思いやり”の心さえ持たないこと
- 人に厳しく接すること
- どれだけ信用できると思った人でも人を信用しないこと
- 精神世界とこの世のは別物であるから、『倫理』、『心』、『道徳心』を持って、この世の”人間”に接してはいけないこと
上記の学びを実践しなければ、何度も同じ経験(人に騙され、傷つけられ、自分の身体、お金、時間をなくす)するだけではなく、このままでは自分の命さえ無くなると思っていました。
しかし、本当に人に対し、『倫理』や『心』を持って接してはならないのかと考えると、そうではないという思いがあり、上記の”結論”を信じるのではなく、自分の信念をもって『倫理』、『心』、『道徳心』などを持って人に接してきましたが、やはり何度も繰り返される”学び”に苦しんでいました。
同じことを何度も繰り返す人は「ただのバカである」。
そんな厳しい言葉が自分自身に向けて突き刺さりました。
そして、何度も同じような学びは私の人生にはいらないと思い、この繰り返されれる同じような”学び”から脱出したく、いつも利用している日本各地にある占いのチェーン店『千里眼』で霊視占いをしていただきましたが、どの先生も同じような回答が返ってきました。
霊視占いの先生の答えは:
- 同じようなことが繰り返し起こっているのは、過去の因果応報や因縁ではない
- 自分の魂を成長させるためにあえて「関わらない方がいい人」に会っている
- あなたは、魂のレベルが高くライトワーカーので加害者と被害者の気持ちを理解することが学び
といった内容でした。
ライトワーカーや、魂のレベルが高いと言ってくださり嬉しく思いましたが、やはり同じようなことを何度も何度も繰り返し体験し、しかも私の人生自体は前進した様子が見受けられない、私の夢や目標が潰されて何も残らないことに、私の幸せは加害者へ捧げなければならないのかと思うと、今後も同じことが繰り返されると思うと、先生からの言葉も悩ましい答えであると思いました。
¦占いの館、千里眼のレビュー¦
人生は人格者にだけ出会って人生を終えるということは、ほぼほぼないと私は思います。
霊視占いの先生からの回答も大切にしながらも、今後も『関わらない方がいい人』と出会い、実害を被り、また同じ学びを何度も繰り返さなければいけないのかと思うとうんざりしていたのですが、そんな時に『怨憎会苦』という言葉を知り、どれだけ『関わらない方がいい人と出会いたくない!』と思って対策を打っても、その苦しみからは一生避けては通れないこと、同じような苦しみを何度でもせざるを得ないものだということが分かり、ようやく、霊視占いの先生の回答が腑に落ちました。
怨憎会苦といっても、人によっては、『関わらない方がいい人』と出会う確率が低い人もいると思います。
なので、今後の課題としては『いかにその確率をいかに下げるか』です。
これは自分でコントロールできることも多少なりともあるので、その努力をした上で出会ってしまうのならば、それは『怨憎会苦』なのだという考え方で過ごしていきたいと思っています。
\関わらない方がいい人の特徴と逃げ方について/
”関わらない方がいい人”と、どう向き合っていくか
1.関わらない方がいい人は、どこにいっても存在していることを認識する
『怨憎会苦』の意味を理解しているのといないのとは、実害を被った時の絶望感が違ってくると思います。
私自身、長らく『怨憎会苦』の言葉を知らずに過ごし、何度も同じような問題に巻き込まれ、実害を被り『なんで同じような悪人に出会い、同じような苦しみ体験し続けなければならないのか、人に『心』を持って接してはいけないということなのか?』と苦しみが続きました。加害者から『学び』なるものも得た経験はなく、同じような人ばかりに会い、お金も努力も時間も己の人生もすり減らすことになり、うんざりしていました。
しかし、『怨憎会苦』という言葉の意味を理解することで、『嫌な人との出会いは、一生避けて通れない』そう認識することで、またそういった人達と出会ったとしても、冷静な感情で相手のことを見れるようになります。それがどこか”あきらめ”のような感情であったとしても、相手と距離を取りながら、被害や苦しみの大きさを広げることなくやり過ごすことができるようになるかと思うのです。
心穏やかに過ごしたいならば、『怨憎会苦』という言葉の意味を知ることは救いになると私は思います。
2.『心が貧しくて可哀そうな人』と理解する
皆さんは自分にとって『嫌な人』と出会ったとき、むかつくから、気に食わないからといった理由で、相手を貶め入れたりいじめたりしますか?
多くの方は、思ったとしても実際に相手に嫌がらせしたりはしないと答えるでしょう。
”関わらない方がいい人”の特徴はいくつかありますが、一例として、人を貶め入れたり、嫌がらせしたり、悪口を流したりといった方がいます。
”関わらない方がいい人”というのは、(幼少、大人期関係なく)育った環境が悪かった結果、人を貶めてたりすることを楽しんだり、そうでもしないと自分の身を守れないと必死になっている人だと思います(※反社会性パーソナリティなど、先天的に犯罪者のような人もいるのかもしれませんが)。
そういった人が、人を貶め入れたりする理由は、自分本位な理由(e.g., 嫉妬や、なんとなく気に食わないから、自分の思い通りにならないから、など)多いと思います。
自分本位な理由で人を貶め入れたりする人は、自分のことだけしか考えられない可哀そうな人ですし、正気ではありません。
そういった方に不快な思いをさせられても「可哀そうな人なのだ」と理解をしてあげればいいと思います。それ以上、相手を理解する必要はないと思います。
これ以上の理解を相手に示してあげようという道徳心を持って努力すると、逆に危険になる恐れも。
そんな努力をするよりも、相手のことを『可哀そうな人』とだけ理解したら、相手と静かに距離を取り、徐々に離れていく努力をした方が、実害が減り、心穏やかな生活を保つことができると思います。
3.心の距離を保ち、相手に笑顔は見せないこと
「嫌な人」や「関わらない方がいい人」には、できるだけ関わらない、接しないように心がけることです。しかし、どうしても社内や学校内で接点を持たなければならないこともあります。
社内や学校内にいる離れたくても離れることができない『関わらない方がいい人』というのは、印象操作をしたり、他人を巻き込みながらあなたに嫌がらせをはじめます。
例え、周囲の人を巻き込んで嫌がらせを始めても、相手のコントロールに騙されぬよう、辛いかもしれませんが心の距離は保ち、不要不急の会話は避け、会話しなければならない時、挨拶をしなければならないときでさえ、笑顔は見せずに真顔で淡々と挨拶、会話をしましょう。
笑顔を見せないことで相手があなたをターゲットにさせる余地を少しは減らせるかと思います。
まとめ
怨憎会苦というのは、人を恨んだり、妬んだり、いじめたりするような、所謂、”関わらない方がいい人”と出会ってしまうという人間の「苦しみ」です。
”関わらない方がいい人”から身を守るために距離を取ったり、対策を講じても、そういった人に出会ってしまうことは避けられないという「苦しみ」です。
避けられないのであれば、「避けられないのだ」ということを認識し、人を恨んだり、いじめたりするような相手を「可哀そうな人」と理解し、相手から実害を最小限にする努力と、自分の心が不快な気持ちに支配されないように自分をコントロールすることが必要となります。
”関わらない方がいい人”から実害を被ったり、実害を被った結果、莫大なエネルギーや時間、お金がとられることになるかもしれません。
そういった無駄な苦労、無駄な努力をすることに怒りを覚えますが、これもまた避けられない人間の「苦(怨憎会苦)」なのです。
そんなことを考えますと、1日でも1時間でも、自分の心と暮らしを心穏やかなものへと作り上げることがいかに大切か気が付いてきますね!
どうぞ、怨憎会苦の苦しみを理解した上で、日々、心穏やかに暮らせる喜びと幸せを感じ、心穏やかに暮らすための日々の努力も忘れずにお過ごしください。
※参照元 goo辞書、『怨憎会苦の解説 – 三省堂 新明解四字熟語辞典』
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