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職場でのパワハラ・モラハラはすぐに窓口に相談!

転職・ハラスメント
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職場でのパワハラ・モラハラに悩みながら、毎日不快な気持ちで過ごしていませんか?

  • 周りから、上司から面倒なヤツだと思われたくない
  • もっと面倒なことになるから黙っておく

なんて思って、職場でのパワハラ・モラハラに対し然るべき対応をせず、不快な思いをし続けながら過ごしていませんか?

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パワハラ・モラハラは耐えるのではなく行動を起こして解決する

パワハラ・モラハラしてくる人を治そうとするのは難しいことです。 

昨今、職場でのパワハラ・モラハラが横行しており、相手から逃れられない環境の中で、「パワハラ・モラハラしてくる相手への話し方・接し方」等々の書籍やネット情報を目にしますが、その方法通りに試しても通用しないことも多々あります。

パワハラ・モラハラをするか否かは、その人個人の人格から来ていることも多く、また、相手の人格を変えることは難しいため、それらの対処法は、効果があったりなかったりすると思います。

私自身、パワハラ・モラハラする人への一番の対処法だと思うのは、『相手から逃げる・距離を置く』ことだと思います。

しかし、パワハラ・モラハラする人が、職場の上司だったり、逃げられない環境の中ということがほとんどだと思います。

逃げられない環境のなかでどうやって対処するかというと、2つだけ。

転職するか、証拠を集めてコンプライアンス窓口へ相談した”履歴”を作っていくこと。

本日は、転職までは考えていないけれど、逃げられない環境の中、パワハラ・モラハラを改善したいという方に向けて、後者の”履歴を作る”という方法についてお伝えいたします。

どう行動に移す?1回目はすぐにコンプライアンス窓口へ相談する

”履歴を作る”とは?履歴を作る目的は?

  • 証拠が集まったら、すぐにコンプライアンス窓口へ相談し、”相談した履歴”を残す
  • パワハラ・モラハラする人は1回では治らないので、2回目に備える

パワハラ・モラハラにあったら、”証拠集めろ”と言われています。

証拠はたっぷり溜まるまで待ったり、徹底的な証拠を集めるまで待ったりするよりは、小まめにコンプライアンス窓口へ相談し、『相談した』という履歴を作ってください。

証拠をたっぷり溜まるまで、もしくは”確定的な証拠”をGetするまで待ってから、コンプライアンス窓口に相談しようと考えている方もいるかと思いますが、私の実体験で語ると、それはしない方がいいでしょう。

理由は、証拠をたんまり集めてから相談しても、全ての証拠をチェックするのに時間がかかり、説明する側(被害者)としても、証拠を上げながら説明するのに時間がかかり、時間内にコンプライアンス窓口に全てを話すことができず、話しそびれた!ということも発生しやすいからです。

パワハラ・モラハラ発生時、たくさんの証拠を集めてから相談しない方がいい理由
  • 窓口も全部の証拠をチェックできない・しない
  • 仮に全部の証拠をチェックしてくれたとしても、覚えていないことも…
  • 相談する側(被害者)も、証拠を上げながら説明するのに時間がかかり、時間内にコンプライアンス窓口に相談できず、話しそびれたということも発生しやすい

コンプライアンス窓口や、人事部は、話を聞くのに長い時間を取ってくれません。

なので、時間内に全てを話せるように、詳細を話しそびれることのないように、小まめに相談することをおすすめします。

私自身が、コンプライアンス窓口の方が長く時間を取れないということもあったので、全てをお話できなかったり、大事な詳細を話しそびれたということがあるので、まずは2~3個証拠が集まったら、すぐにコンプライアンス窓口に相談し、『相談した』という履歴を作ってください。

相談した履歴を作ることで、解決が早くなることも

相談するとコンプライアンス窓口が改善のため、本人に注意や指導、処分が入り、その後しばらくは生きづらさを感じることなく過ごせると思います。

加害者も、人の目を気にして、しばらくはおとなしくしていると思いますが、パワハラ・モラハラする人というのは、その人の人格そのものですので、治らないことが多いのです。数か月後、また何かやらかしてくるはずです。

ですので、2回目に備え、どんなことが起こったら録音するか、録音するためにはどのタイミングで録音ボタンを押すかなどシュミレーションをしておくとよいです。 

2回目の相談時には1回目より多くの証拠を集めて提出

2回目は、1回目から少し長めに時間をとって、1回目より多く証拠を集めます。

1回目にコンプライアンス窓口に相談し、コンプライアンス窓口も改善に向けて行動をしたにも関わらず、2回目もあったのかと…しかも2回目は1回目より多くの証拠が集まったとなると、改善されていないという証拠にもなります。

パワハラ・モラハラの内容と数で、定量的に定性的に対策後の実態を測ることができると思います。

2回目もコンプライアンス窓口は改善に向けて動くはずです。

2回目となると改善の余地がないということで、1回目より厳重に対処してくれると思います。

決定的な証拠を集めなくてもいい

コンプライアンス窓口に相談する際、決定的な証拠がないと相談できない、或いは相手にされないと思っていませんか?

訴訟や厳重注意以上の罰則を与えたいと思うならば、決定的となる証拠が必要です。しかし、パワハラ・モラハラする人の中には、計算して訴訟出来ないギリギリのラインで嫌がらせをしてくるいやらしい加害者もいるのです。

悔しい思いをして、相手を打ち負かしたいと思いもあると思いますが、1回目はある程度証拠が集まったら、相談した”履歴”を作ってください。そして、2回目に相談するために、録音したり、動画にとったり写真に収めたり、証拠を残してください。 

また、自分では”決定的な証拠”に思えなくても、弁護士やコンプライアンス窓口の担当者は、パワハラ・モラハラに精通していると思いますので、プロの目から見てこれはパワハラ・モラハラに該当するという事例もあると思います。

私自身も、こんな証拠でもパワハラとして認められるんだと驚いたこともありました。

解決されるまで、解決した後でも、とても不快な思いをして日々過ごされると思いますが、ただ単に耐えるだけではなにも変わりません。

決定的な証拠となるかは、プロの目にお任せし、自分は淡々と証拠を集め、相談した”履歴”を作ることに専念してみてください。

パワハラ・モラハラする人は必ず自分で墓穴を掘るので、かわいそうねという哀れみの目を持ち、日々堂々と過ごしてくださいね!

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