
『時は金なり』
最近、この言葉の意味を深く考えることが増えました。
本ブログのテーマが『人生と暮らしの質を高める』ともあり、時間の質を高めること=自分の人生の質を高めることであり、止まることも戻すこともできない『時間』の中で、なにをどう考え、どう行動を起こしていくかが『人生と暮らしの質を高める』ことに繋がっていると考えています。
『時間=人生』という公式を理解し、人生と暮らしの質を高めるために努力をしていても、あなたの貴重な時間(=人生)を奪わっていく人・モノ・習慣と出会い、人生振り回されることもあるでしょう。
本日は、あなたの人生や幸せを阻害する悪習慣や、人の時間を奪う人の特徴についてお伝えいたします。
あなたの時間(=人生)・幸せを阻害する習慣 3選
➀ネガティブな感情で1日過ごすこと
あなたの時間(=人生)や幸せを阻害する悪習慣として、手放した方がよい習慣ひとつめは:
『ネガティブな感情で一日を過ごすこと』。
こんな感情で一日中、あるいは、長時間、過ごしていませんか?
- 一日中、イライラしている
- 一日中、誰かに嫉妬している
- 一日中、誰かを恨んでいる
- 一日中、失敗したことに悩んでいる
- 一日中、不安で過ごしている
こういったネガティブな感情を抱き、一日中、或いは、一日の多くの時間を過ごすことで、あなたの問題は解決したでしょうか。
ネガティブな感情をバネに成長できる人は、行動が早く、問題解決・自己成長も早く、実績積み上げた上での幸福が訪れることで、ネガティブな感情からの脱却も早いかと思いますが、このようにネガティブな感情含め自身の行動をも自己コントロールできない人は、一日中ネガティブな感情に支配されることで、他のことが手つかずになり、何もできなくなり、自分の人生や自分自身を停滞・衰退へと向かわせるのではないでしょうか。
自分の人生や自分自身を停滞・衰退させる習慣が『ネガティブな感情で一日を過ごすこと』なのです。
ネガティブな感情に支配されないために、やるべきこと
『ネガティブな感情に支配されないためには、切り替えが重要』
…と考え、気持ちを切り替える。
そんなこと、皆さんも分かり切ったことだと思います。
でも、それができない程の苦しみがあるから、ネガティブな感情に支配される…悩んでいる人は、このことも分かりきっておられるかと思います。
でも、結局分かり切ったことを言いますが、やはり、分かり切ったことをすぐに実践すること、つまりはネガティブな感情を断ち切るには、切り替えることを実践することが必要だと思うのです。
『気持ちを切り替える』というのは、一瞬のうちに気持ちを切り替えるように思われがちですが、実践すると、意外にも長い時間と反復が必要になります。1時間で気持ちが切り替わる人もいるかもしれませんが、1ヶ月以上反復することで徐々に気持ちの切り替えが起こってくる人もいるのです。
ネガティブな感情に支配されてもなにも変わらない…このことも、皆さんも分かり切ったことかと思います。しかし、やはりこの考えは『真理』だと思うのです。これ以上の分かり切ったことならば、実践してみるのがいいのです。
もし、今、一日中或いは何ヶ月も何ヶ月もネガティブな感情に支配されて過ごしているならば、その感情を自らの意思でストップさせることが重要なのです。
ネガティブな感情に支配されてもなにも変わらない、衰退あるのみ…そう自分に言い聞かせえて、気持ちを切り替えるという感情に支配された方が、自分で自分を貶め入れることなく、自己成長と人生の発展に貢献すると思います。
もし、夢や目標達成に向けて頑張っている人ならば、尚更。それが今、あなたのやるべき対策なのです。さもなければ、あなたがネガティブな感情に振り回されている間に、ライバル達に先に越されてしまいます。
➁実りのないムダな行動をとる

あなたの時間(=人生)や幸せを阻害する悪習慣として、辞めた方がいい習慣ふたつめは:
実りのないムダな行動を長時間続けること。
特に、目的のない『だらだらと続ける作業』(e.g.,TV視聴、ネットサーフィン、テレビゲーム)があてはまるのではないでしょうか。
<留意点>
”実りのないムダな行動”の定義は人それぞれと理解しておりますが、ここでは、『仮』として、ネットサーフィンやテレビゲームを1日中365日続ける習慣を『ムダな行動』の一例として定義します。
何度も言いますが、”実りのないムダな行動”の定義は人それぞれ。
例えば、e-Sports選手などは、テレビゲームを1日中、毎日1年間続ける習慣が、夢の実現や目標達成に向けて非常に重要行動となります。このように、人それぞれの立場や想いがあるので、”実りのないムダな行動”の定義については、自分がそう思うことを当てはめて考えてみてくださいね!
目的のない、志もない、やることがないからとボーっと続ける作業を続けるならば、自分が本当にやりたいことや、達成したい目標に向けて努力を積んでいくことに時間を使った方が実りがよいと思いませんか。
かく言う私は、『やることがない…』と1日中ネットサーフィンを続けていた時期が何年もあり、今、振り返ると、この時間がもったいなかったなと後悔しています。
私は、細々とハンドメイド作家としても活動しているのですが、1日中ネットサーフィンを続けていたその時間を使って、ハンドメイドの制作販売の事業を始めていれば、今頃、ハンドメイド製作歴は3年ほどになっていて(現在は1年未満です)、今頃、もっと多くの方に手をとっていただけていたかもしれませんし、全国の雑貨店に私の作品を置くようになり、収入面も上がっていたかもしれません。
つまり、無駄なこと(ネットサーフィン)をしていた時間を、自分がやってみたいことに注いでいたら、夢は実現していたかもしれないし、お金ももっと稼げていたかもしれないのです。
『時間』というのは流れていて、止めることも元に戻すこともできません。
ネットサーフィンをする時間、ゲームをする時間…それが息抜き程度の時間消費ならよいのですが、24時間365日に差し掛かるような時間配分を長年続けていると、以下のような点(現実の自分の姿)に気づき、後悔するのです。
- なにも積み上げてこなかった自分に気づく
- いつまでも同じ場所に立っている自分に気づく
何をもって『ムダ』とするかの定義は個人の価値観によりますが、一度、自分自身で『あの時間はムダだった』と思ってしまうと、取り戻すことのできない過去の時間と、何も成長することができなかった自分を目の前に、後悔と自己嫌悪がついて回ります。
TV視聴、ネットサーフィン、テレビゲームの他、会社の忘年会に参加したり、好きでもない嫌いでもない人と出かけたり、断れなくて参加した行事だったり、”実りのない行動”というのは割と身近に存在しています。
いかに”実りのない行動とは何か”を早い段階で見つけ・手放すことで、金銭的にも精神面においても、未来の自分自身をより豊かにさせるためのキーポイントだと私は思っています。
③人の相談に乗る

あなたの時間(=人生)や幸せを阻害する悪習慣として手放した方がよい習慣3つめは:
『人の相談に乗ること』。
今、え?!と思った方、冷酷だなぁと思った方も多いのではないでしょうか。
しかしながら、人の相談に乗るにしても、人を見極めて相談に乗ってあげないと、あなた自身の時間(人生)と心と身体が犠牲になることもあるから、要注意です。
『人を見極めて相談に乗ってあげる』とは、一体どういうことでしょうか。
それは、悩んでいる方が相談するにあたっても『節度』を守れるか否かで判断するのです。
節度を守れずにあれこれ相談する人というのは、依存心や執着心が強い傾向にあり
長時間愚痴をきかされたり、毎日毎日愚痴を聞かされたり、
そのため、節度なく毎日長時間愚痴を聞かされたり等、あなたの時間(人生)と心と身体が犠牲になる可能性があります。
下記は『節度』を守れない人の相談を乗ってしまった私の実体験です。
節度を守れない人というのは、人に依存するが故に『節度』が守れないので、そういった人の相談に乗ることで、あなたの時間、お金、エネルギーを吸い取られてしまいます。
【実体験】節度を知らない友人の相談に乗ったらこうなった
数年前、知り合ったばかりの趣味仲間の女性(Aさん)が、恋人にフラれた(内容は不倫でした)ので話を聞いてほしいということで、対面で話を聞いたことがありました。
それ以降、Aさんからのラインや電話が続きました。
電話で話せば3時間以上、対面となると7時間以上話をしたことがありました。
電話は、平日夜10時以降に電話がかかってきて、翌日私も朝早くから仕事があったのですが深夜2時過ぎまで話すことが続きました。
仕事にも支障をきたしますし、家事や自分のやりたいことができなくなり、電話かかってくると『またか…』とげんなり…。
1~2週間ほどたったところで、お断りをいれてもなお連絡が続くので、しまいには携帯電話変え、趣味のサークルもやめました。
人の相談にのってあげることは悪いことではありません。
ただ、中には、Aさんのように依存心の強い方や節度のない方もいるので、聞く側も距離を保ちながらではないと、自分の時間を相手に捧げることとなり、自分の時間だけでなくエネルギーまで吸い取られてしまうので注意が必要です。
離れよう!他人の時間を奪う人
自分の行動・習慣を見直す他、あなたの時間を奪う『人』が周囲にいないか見直すことも重要。
上記、私の実体験で『節度のない人』も一例ですが、周囲には、他人の時間を奪う人のみならず、あなたのエネルギーをも奪うエナジーバンパイヤもいます。『節度のない人』の他、下記に当てはまる人が身近にいるのであれば、距離をとるようにした方がよいでしょう。
上記の傾向がある人には近づかない方がよいですが、身近によくいそうなのが下記のような人達。
➀口を開けば愚痴・不平不満・皮肉を漏らす人
➁人に依存する人
例えば、『口を開けば愚痴・不平不満・皮肉を漏らすタイプ』の人は:
- 常に物事をネガティブに考える
- 嫉妬深く、人に嫌がらせをする
- 努力もせずに傲慢
- 辛抱や我慢ができないので、思ったことを口に出して相手を不快にさせる
- トラブルを持ってくる
- 想像力・配慮力が欠けている
- 想像力・配慮力が欠けているので、自分中心の考えの言動が多い
- 承認欲求が強い
- 共感・同調を求めてくる
- 人から共感を得られないと嫌がらせしたり、ひねくれたりする
- ツイてないことが多く起こっている etc.,
こういった人は、承認欲求が強く、自分中心な言動が多い傾向があるので、他人の時間を奪うこともなんとも思っていないというか、想像力・配慮力が欠如しているので、相手の時間を奪っている認識すらありません。
そのため、あなたに対して迷惑で自分勝手なお願いをしてきたり、不快な言動をしたり、あなたを振り回す言動も多いので注意が必要です。
また、この手の人は時間を奪うだけではなく、周囲を不快にしてエネルギーを奪っていくエナジーバンパイヤなので、この手の人に関わると自分の運気がどんどん低迷しツイてないことやトラブル続きになるので、できるだけ早く関わらないように距離をとりましょう。
幸せになりたきゃ、自分のとる行動に幸せ!楽しい!の感情を乗せる
人は十人十色。
上記述べてきたことと、違うご意見をお持ちの方もいらっしゃると思います。
ネットサーフィンやスマホゲームに没頭することで、嫌なことを忘れることができ、一番リラックスできるという方もいらっしゃるでしょう。
一番大切なことは、どんな行動においても、自分が楽しい・幸せと思えるのか、未来の目標に近づいている行動なのか、です。

楽しい!幸せ!といったポジティブな感情がのっかった行動は、現在と未来の時間の質と価値を高めることにつながります。
もっと幸せな人生を送りたいと考えるなら、今一度、自分の時間の使い方を見直し、どのような人と関わり、どのように時間を過ごしていきたいのか、どのような人生を歩みたいのか、何が優先順位が高いのか、しっかりと自分軸で考え、未来は現在より質の高い時間(人生)を過ごしていただけたらと思います。
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