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危機管理においての個の価値観、そして尊重

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まだまだコロナがなかったころの世界とは言えず、体調不良の方(感染者数)が増え、

コロナが始まって以降、旅行や近所のカフェにさえ足を運ばなくなったのですが、少し落ち着いてきたので、2月に旅行に行く予定を立てました。

しかし、急遽、旅行をキャンセル…

今回の旅行キャンセルに伴い、個の価値観と危機管理、そして相手への尊重とは何かについて少し思ったことがありました。

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旅行を直前で取りやめた理由

全世界で気軽に旅行にいけない状況が続くこと数年…。

私自身、長らく不要不急の外出を続けていたのですが、ついに旅行にいく計画を立てたのですが、急遽、予定を取りやめました。 

旅行取りやめの理由は、『(薬の副作用が出て)病院に行かざるを得なくなったから』なのですが、簡単に言えば、病院に行くことで流行り病に感染する可能性が高まったからです。

理由詳細としては: 

  • 再受診する病院の数メートル先で発熱外来をしていたから
  • 再受診した病院が終わった足で、(人混みの多い)東京のクリニックにも念のために受診したから 

薬の副作用が出て、すぐに病院に行く必要が出てきたのですが、上記詳細により、感染リスクの高い場所へ自ら飛び込んでいく形となったので、旅行同伴者に移してはまずいと思い、急遽、旅行を取りやめました。

詳細

この大変な時に発熱外来を開いてくださっている病院は、車で待機(車で来れない人はクリニック内で検査)するのですが、専用の駐車場に空きがないのか、私が受診する予定だった別のクリニックの駐車場付近にまで駐車し、車の中で問診票書いたり、自分の車のナンバーを確認するために車から降り問診票に記入していたり…。車の窓は換気のためか開けていました。

私の今回の受診は、処方された薬で副作用が出て症状が悪化したため、早めに診ていただく必要があり、いちばんに診ていただくために、病院が空く30分前には到着し、ドアの前で待っていたのですが、上記のように発熱外来で来院したと思われるような方々が、発熱外来専用駐車場を超えて駐車されていたため、私は外で待機していたとはいえ、感染する可能性もあったので旅行を取りやめたのです。

そして、私の症状は一つの科に治まらなかったため、その病院を受診したその足で、東京にある別の科に受診せねばいけなくなったのです。

人の多い東京。

そして人の多い病院内での受診でしたので、これまた感染リスクが高まってしまったので、旅行を取りやめたのです。 


『病院なんていくらでもあるんだし、感染リスクの低い病院に行けばいいじゃん?』

なーんて思ったら大間違い。

前日にそのような行動をしたら、『責任とれないので、受診先に行ってくれ』と診察を断られてしまったのです。(そりゃそうですよね…汗)

そしてなにより、インフォームド・コンセント含むコミュニケーション能力が高い病院を探すのに苦労している中、ようやく見つけた”よいと思われる病院”(2回しか通った事ありませんでしたが)がそこしかなかったのです。(※本来は、病院探すために東京まで足を運びますが、この数年間はコロナ禍のためそこしかなかった)

結果的に、その病院で処方された薬で悪化したので(※はじめてそのような経験をしました)、その病院は果たして”よい病院”なのか不明ですが…。ホント、病院探しも苦労しています…。 

日常を取り戻すことと危機管理のはざま

最近は、マスクを外している方を多く見かけます。 

今回、病院に受診した際、東京へも行きましたが、人が多い東京でさえも、マスクを外している人を多くみかけました。

マスクを外す人が増えただけではなく、人が密集した中で大声だしながら飲食したり、コロナ前の日常を取り戻しているようです。

しかし、静かに現実を見れば、病気そのものが無くなった訳でも、人が動き出すのに合わせて弱毒化してくれたわけでもなんでもないんですよね…ただ単に我々が意識を変えただけ…。

この5月からマスク着用が自由になり、外す人が増えそうですし、人の移動もさらに大きくなるので、これから感染対策を強化すべきかなと私個人的には思っています。

ならば旅行なんて行かない方がいいのでは?

そりゃごもっともな意見です。 

しかし、現在我々が立っているステージと言うのは、コロナ前の日常を取り戻すことと危機管理の重要性のはざま、だと思うのです。 

そのステージ上には、大まかに下記3つのスタイルで生活をしている人がいると思います。

  1. 一切の対策を辞めた方(2020年以前の日常をスタートさせた方)
  2. コロナ前の日常を取り戻すことと危機管理の重要性に矛盾を感じながらも、試行錯誤しながら行動を広げたり、対策をとったり、調整しながら生活している人
  3. これまで通り不要不急の外出を続け、念には念を入れた対策を継続している人

私自身、ホントは❸寄りですが、5月になる前に❷の要素を取り入れてみようかと考え始め、同伴者の休みも運よく重なったため、今回の旅行に踏み切った、と言うわけです。

ということで、行動範囲を広げつつも最低限の感染対策が取れる宿として、下記3点すべてが揃っているお宿を探し、キャンセル待ちをして幸運にも予約が取れたお部屋だったのですが、先述した病院受診のため、直前キャンセルとなった訳です。 

  • 旅館の部屋が10室しかない
  • 朝夕自室でご飯(感染対策のため、配膳時、ご飯の紹介はなしで要望)
  • 客室露天風呂付

その他感染対策として:

  • 移動は車
  • 人が少なく、外で完結する観光地のみ観光

個の価値観とリスク回避(危機管理)そして尊重することの難しさ

今回、旅行直前に自ら感染リスクの高いエリアに飛び込んでいくことになってしまい、『もしも』や『まさか』を避けるため、同伴者には高齢のご家族もいたので、旅行取りやめにしましたが、キャンセルにできたのも、同伴者も同じ価値観でいらしたから。

感染対策において同じ価値観を持っていたため、お互い心から納得して取りやめに至ることができましたが、これ、価値観が合わなければ摩擦が起きていた可能性もあるだろうなと…。

価値観の違いによる摩擦の発生は、色々なシーンで見かけますが、問題によっては解決が難しいもの。

特に、命に関わることへの危機管理への価値観が合わないとなればなおさら。

この3年間、家族間でも個々の感染対策に対して価値観が合わず、喧嘩になるご家族もいたかと思いますし、命の危機が自分にも自分の大切な人にも及んでいる中で、危機管理に対して自分と違った価値観を持った人への尊重がいかに難しいのかを考えることも多かったのではないでしょうか。

お互い何を大切にしているのかの価値観が違うから摩擦が起き、お互いがお互いをどれだけ尊重できるかで解決できるわけですが、その『尊重すること』の裏には、自分自身や大切な人(こと)を犠牲にするリスクを持つ、ということも暗に含まれていることもあるので、簡単に相手を尊重することも難しい状況もあったと思うのです。

このあたりの話は、奥が深すぎて『答え』が見つからないままですが、私個人的には、対策とるのがめんどくさい、そうなったらそうなったでいいやと思う人は、危機管理を慎重に行っている人に合わせてあげてもよいのではと思います。だって、『めんどくさい』とか『どっちでもいい』という理由ならば、とりあえず自分の命も他人の命も両方守れる方をとればよいかと…命あってのめんどくさいという感情を味わえることができるのでしょうし、楽もできるのでしょうし。どっちでもいいと思うなら、相手に快く合わせることができるのでしょうから。とて、人の感情は変わるので、一概にはそういえないこともあるのでしょうね…いやはやなんとも難しい話題です。

ただ、難しい話題であっても、答えが見つからなくても、そんなことを考える時間が一瞬でもあれば、未来はよいものに変えられるのかもしれませんね。

さて、今回はひょんなことから旅行に行けず、チックショーと小梅太夫さながら思いましたが、何しろ『まさか』を想定し大切な人達を守れたことが良かったです。 

また新たに計画立てます!!!!!

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