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週休2日制はいつ誰がはじめたの?!

転職・ハラスメント
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2019年労働基準法により『有給休暇義務化』がスタートしました。

『有給休暇義務化』とは、労働者は年間5日間の有給休暇を取得する義務があるということです。

昨今の世界情勢の変化もあり、最近では、年5日の有給休暇義務化のみならず、週休3日制・4日制の導入が叫ばれています。

現在の日本では、週休2日制を導入されている企業がほとんどですが、そもそもなぜ週休2日制がいつから導入されているのか調べて見ました。

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週休2日制を生み出しのは、松下幸之助

1970年後半まで、多くの日本企業は週休1日制で、80年代になると週休2日制を導入する企業が徐々に増え始めたものの、官公庁では導入がされていない状態でした。

そして、ついに官公庁によって週休2日制が導入されたのは2002年

今からたった数十年前の話ということにビックリしました。 

2002年に週休2日制が導入され、公立の小中高校も土日休みの完全週休2日制になりました。(※1)

昭和時代にお生まれの方は、2002年に学校が週休2日制になって、これまで土曜日も学校があった人達は、ちょっと損した気持ちになったのではないでしょうか。

一方、平成(前半)生まれの方は、学生生活の途中から週休2日制となり、土曜日も学校がお休みとなり、ラッキー!とお思いになられた記憶もあるのではないでしょうか。

しかし、一番最初に週休2日制が導入された年は、2002年(官公庁によって正式に週休2日制を導入された年)でも、1980年代(週休2日制を導入する企業が徐々に増え始めたものの、官公庁では導入がされていない状態)でもなく、それよりさらに昔…1965年(昭和40年)なのだそう。

1965年頃に週休2日制を導入した人物は、松下電器産業(現パナソニック)の創業者、松下幸之助と言われています。

なんと、1980年代に他の企業達が週休2日制度を導入し始める約15年も前から、松下幸之助が既に自社で導入していたのですね。

松下電器で実際に週休2日制が導入されたのは1965年(昭和40年)ですが、松下はそれより5年前の1960年(昭和35年)に、週休2日制を5年後(昭和40年)に導入することを経営方針発表会で伝えていたそうです。(※2)

さすが経営の神と呼ばれた松下幸之助。時代の最先端と走っていましたね。

しかし、松下が週休2日制の導入を発表した際、労働組合からは”「いままで6日でやっていたことを5日にすることはできない」”と強い反発があったそうです。(※3)

その背景としては、当時(昭和40年頃)は高度経済成長期真っ只中。

いざなぎ景気ともよばれ、『3C』(カラーテレビ、自動車、クーラーの頭文字をとって)が爆発的に売れた時代でした。

もちろん、松下電器の製品も売れ業績もうなぎのぼりであったため、生産が遅れることを懸念したのでしょうか、労働側が休みを増やすことを反発したそうです。

ではなぜ、松下幸之助は、週休2日制導入を貫いたのか…。

1日休養、1日教養

従業員からの反発がありながらも、松下幸之助は週休2日制導入を貫いた理由は、下記の考えがあったからだそうです。

それは「1日休養、1日教養」という指針でした。「週休二日制は単に休みを2日にするものではない」、というのがポイント。

Forbes,2018年1月12,『週休二日制の生みの親 松下幸之助の「教養」哲学』

休みを週に2日とる目的は、単に休みを2日間取得するのではなく、2日あるうちの1日は”教養”を身に付けるという目的があったのです。

しかし、なぜ松下は『1日休養、1日教養』にこだわったのでしょうか。

その答えとして、松下は、週休2日制度を導入して半年後、社員の前でこんな話をしたという記録が残っています。

「わが社が週五日制になってから半年の月日がたったけれども、皆さんは週二日の休みをどのような考えで過ごしておられるだろうか。一日教養、一日休養というように有効に活用できているかどうか。二日間の休みを無為に過ごすのでなく、心身ともにみずからの向上をはかる適当な方法を考え、実行していただきたいと思う。

ただ、そのみずからを高めるというか、教養を高めたり、仕事の能力を向上させたり、あるいは健康な体づくりをすることと関連して、私は一つ皆さんにお尋ねしたい。それはどういうことかというと、ほかでもない。皆さんが勉強なり運動をするときに“自分がこのように自己の向上に努めるのは、ただ単に自分のためばかりではない。それは社会の一員としての自分の義務でもあるのだ”という意識をもってやっておられるかどうか、ということである。そういうことを皆さんは今まで考えたことがあるかどうか、また現在考えているかどうかをお尋ねしたいと思う」そのとき、なぜ私がそのようなことを質問したのかといいますと、そういう義務感というものは、社員一人ひとりが常にもっていなければならない非常に大切なことだと考えていたからです。

引用:松下幸之助著、『社員心得帖』(PHP研究所)

『企業は人なり』という松下の言葉ありますが、まさに企業というのは、社員(人)によって支えられているわけで、社員が教養を身に付け、自ら成長することで企業も、そして社会も成長することを考え、週休二日制の導入に至ったそうです。

1日休養、1日教養。

何を学ぶかにもよりますが、教養を得るツールは、学校や本、セミナーだけでなく美術館や誰かとの会話など、探して見ると様々な場所で手軽に身に付けられるように思います。 

様々な場所や方法で得た教養は、今取り組んでいる仕事そのものや、職場での対人関係の構築に役に立たせることができたり、知識と心が豊かになることで自己肯定感を高めることができたり、美術館や仕事の外で関わる人との関わりによってリフレッシュになることもあるでしょう。 

仕事のパフォーマンスを上げるのには、仕事そのものに役に立つ知識はもちろん、こういった自己肯定感やリフレッシュも大いに力を与えてくれるのかもしれませんね。     

皆さんはどんな方法で何の教養を身に付けたいですか? 

教養に。自分軸を強化してみませんか?

\こちらも参考にしてみてください/

参照元1・3:Forbes,2018年1月12,『週休二日制の生みの親 松下幸之助の「教養」哲学』
参照元2:産経West,2015年5月15日,『日本初の週休二日制に込めた松下幸之助の思い…国際競争に勝ち抜くための仕事の効率求め、労働の評価が量から質へ』

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