皆さんは、自分自身を認めることができますか?
頑張っている自分を褒める習慣はありますか?
私は、最近になってようやく自分の頑張りを認められるようになり、褒める習慣を持つようになりました。
まだまだ『あえて意識して』頑張りを認めたり、褒める状態ではありますが、自分自身を認められるようになり、少しずつ人生が明るい方向へ動き始めていることを実感しています。
本日は、自分の頑張りを認めることについて、私が実践していることや実体験も踏まえお伝えいたします。
自分の頑張りを認められない人の特徴
自分自身を認められない、褒めることができない人は、下記のような思考に捉われているのが特徴です。
私自身、人より努力や成長が足りないと思ってしまったり、「結果を出さなければ無意味」と感じてしまう他、色んなことに「~すべき」という考えが強かったため、常に頑張りすぎてしまう傾向がありました。
このように思ってしまう原因は様々な要因があるとは思いますが、根本的な原因としては、自己肯定感と自尊心の低さだと私は思います。
自分を認めてあげられないとどんなことが起こるか
では、自分自身を認めてあげられないことが続くと、どんな状況を招くのか…。
正直、自分自身を認めなかったり、褒めたりしなくても、物事をうまく進めていくことや夢や目標達成を実現させることも、良い人生を歩むこともできると思います。
もしかしたら、自分自身を認めたり褒めたりしないで生きてきた方の方が多いのかもしれません。
しかし、私の場合ですが、ウン十年という長期間、自分自身を認めたり、自分の努力を褒めることもしなかった結果、下記のような自分に陥っていたことを発見することができ、過去の自分と現在を比較すると『より良い人生』を歩むための、意思決定、行動、効率の良さに磨きがかかったと思います。
自分自身の頑張りを認めることができなかった時は、「~すべき」「~でなければならない」という考えが強く、毎日ピーンと張り詰めた気分で過ごし、私が求めている「幸せな人生」とは程遠い環境を自ら作っていました。
自分の頑張りを認めるために行ったこと
私は、もっと自分の人生を楽しく・幸せにするために、今まさに、自分自身の頑張りを認め、褒めるようにマインドを変えるように努めている訳ですが、実際にどのような方法を取っているのかというと、上記2点を意識して行っています。
1. 少しでも疲れたと感じたら、小さなご褒美を
自分の頑張りを認める基準として、”大きな疲れ”ではなく、”少しの疲れ”を感じた時に、小さなご褒美を準備するように意識していました。
大きな疲れではなく、”少しの疲れ”にご褒美を準備する理由は、頑張りすぎないよう抑止する、という目的です。後述しますが、小さなご褒美を合図に、意識して休憩を挟んだり、自分はよく頑張っていると認める習慣を身につけていきました。
2.ご褒美をあげる時は、「頑張っている自分へのご褒美」と意識付けを行う
少し疲れを感じた時は、会社帰りにコンビニやスーパーでお菓子を買うことを行っていました。
コンビニやスーパーはどこにでもあるし、23時を過ぎる仕事後でもやっているところもあるので、手軽に『ご褒美』を自分に与えることができました。
お菓子を購入する際は、自分の”意識”を変えるようにしていました。
どのように意識を変えたのかというと:
随分昔は、会社帰りにお菓子を買う時は「お腹がすいたから」という意識だったのを、「これは頑張っている自分へのご褒美なのだ」という意識付けに変更しました。
『コンビニでお菓子を買う』という行動と、『これは頑張っている自分へのご褒美という意識付け』をセットで、何度も繰り返し行うことで、頑張っているということを自分自身に認知させ、頑張っている自分はえらい!と認めてあげられるようになりました。
上記二つの方法は、普通にやってることじゃない?或いは簡単にご褒美をあげすぎでは?…と思われるかもしれませんが、頑張り屋さんの人は、”少し疲れた”ぐらいでは休憩を挟むことがなく、疲れても作業を続けることが「普通」の人もいるので、意識改革を行って、自分自身と自分の未来を変えるためにも少し手間とお金をかけてあげましょう。
自分に起こった変化
今回、少しずつ色んなところの力を抜いて、頑張りすぎることを辞め、自分の頑張りを認めることで、『人生』に対しての見え方が少しずつ変わってきました。
これまで自分の頑張りを認めず、褒めもせず、走り続けてきた日々を振り返ると、完璧主義志向になり、自分に負荷をかけてばかりで、休むことも許されず、自分を追い詰め、毎日ストレスと共に生活し「幸せな生活」からは程遠い生活をしていたことが見えてきました。
まさに、ブラック企業のような環境を自ら自分に与えていたようです。
ブラック企業のような環境を自ら自分であたえている…どう考えたって、それは良い結果は生み出すことはできないと自分で納得することができました。
この他、自分自身の頑張りを認めないというのは、自分自身を否定していることと一緒だったということもしっかり見えてきました。
まとめ
自分の人生、努力することも、自分自身に厳しくすることも必要です。しかし、それが長期間にわたり度が過ぎてしまうことは、『幸せになるための道』ではないと私は思います。
人は頑張るためだけに、苦労するためだけに、生まれてきたのではありません。
幸せになるために生まれてきているはずです。
しかし、現実は幸せになることより、辛いことばかりが多い社会の中で、他人があなたを最後まで幸せにしてくれることは稀です。
不公平で辛いことばかりの世の中だからこそ、自分で自分を救い、自分で自分を幸せにすることが必要なのです。
自分で自分を幸せにするためには、まずは自分を否定し続けないこと。
自分自身の努力・頑張りを認め、褒めてあげることが大切です。
ぜひ皆さんも、今日という日を頑張った自分自身を認め、褒め、小さなご褒美を贈りましょう。
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