これまで物を減らす生活をしてきたのですが、『物を減らす』という生活を通して心境の変化もあり、学ぶこともたくさんありました。
そのひとつに「今あるものを活かす」ことの大切さと楽しさについて学びました。
ある物を活かす暮らし方
1. 物の捨て方にもこだわりを
最近、家の中の物を減らすため、不要な物を捨てることが多いのですが、破棄する際は、なるべく最後まで活かしてから捨てるように心がけるということをマイルールにしています。
物を捨てる時のマイルール
- 使わない服は玄関掃除の際のワックスがけや、窓ふき用の雑巾として使ってから破棄
- 穴の開いた靴下や伝線したストッキングは靴磨きの布巾として利用 など
マイルールを持つ理由として、捨ててしまう物でも、本来の使い方とは別の用途に変化させて使いきることで、「物への感謝の気持ち」が生まれ、今ある物に対して、或いは、これから新しく購入する物に対し、『物を大切に使う心』を育むことにつながっているからです。
2. 他の用途へと変化させ再利用
不要な服などは、掃除用具として使ってから捨てることにしていますが、他のものは、別の用途に変化させ、再利用しているものもあります。
例:他の用途へ変化させて再利用しているもの
- 古いハンカチを台ふきんとして再利用
- 使わないお皿を石鹸皿として再利用
- 使わないワイングラスを、ピアス入れとして再利用
- インスタントコーヒーやワインの空き瓶を花瓶として再利用
- 可愛い缶は小物入れに
下記写真は、Nescaféゴールドブレンドの空き瓶なのですが、ラベルを剥がすととてもシンプルな瓶になり、なかなかいいインテリアになっています。
この他、頂き物でもらった可愛いお菓子の箱もこのように仕切りのできるBOXとして使い、
整理整頓に役立っています。
こだわりや工夫を生活に取り入れて
私はこれまで、すぐ使う必要があるけれど今手元にないものは(例:切り花をお部屋に飾りたいけど、花瓶がないといった場合)、ついつい手軽で失敗してもいいと思える100均で購入していました。
今回、家の中の物を減らすことで気が付いたのですが、”安いから失敗してもいい”という気持ちで購入した物を多く捨てていたように思います。
こういった特別な気持ちがあるわけではない物にお金を出していたことに反省しました。
そういったものにお金を使うぐらいならば、身近なものを活用することで、節約にもなりますし、身近なものを工夫しながら活用した物の方が愛着が湧いてきます。
”工夫した”というところに価値があるから愛着が湧いてくるのだと思います。
暮らしに工夫やちょっとしたこだわりを取り入れる。
そうすることで、生活がちょっと楽しくなり、生きている実感というのでしょうか、自分の人生をしっかり堪能できている実感が湧いてきます。
皆さんもぜひご自宅にある物を活用してみませんか?
\環境にも配慮し、物を大切に。エシカルに暮らすヒント/