前回「人生を変える運と縁➁:悪縁を切る」で、関わらない方がいい人の特徴をお伝えいたしました。
「関わらない方がいい人」から被害を被りたくない方は、そのような人と出会ってから初期段階で見極め、見切ることが重要になってきます。
しかし、人と出会ったばかりの場合、多くの方が猫を被っているため、本当にいい人なのか”関わらない方がいい人”なのか見分けがつきにくく、被害を被ってはじめて『この人は関わらない方がいい人だった』と知ることが多いと思います。
本日は、私の実体験を踏まえ『関わらない方がいい人』から、どんなことをされたら距離を取り始めたらよいのかについてご紹介いたします。
個人的な感想とはなりますが、参考となれば幸いです。
これをされたら距離を置き始めよう!
1.これをされたら距離を置こう:すぐ話を否定したり、相手を無下に扱う
前回のブログ(人生を変える運と縁➁:悪縁を切る)にも記載しましたが、事実を捻じ曲げたり、話をすり替えたりする人には要注意。
こういう人たちは、事実を捻じ曲げたりするような会話をする前に、相手の話をすぐに否定してきたり、見下したような話し方や相手を無下に扱うような話し方をしてきます。
出会って1~2ヵ月程は、話しをうなずいて聞いたり、共感したり、感謝してきたりしますが、『こいつは自分より格下』と思ったら、3ヶ月経たない内に本性がむき出しになってきます。
会話の中に共感がなくなり、人を見下す態度を取り始め、話をしても否定から始めるようになってきたら注意してください。
さもなければ(この延長線上に何が起こるかというと)、事実を捻じ曲げ、話をすり替えながら,下記のようなことが起こってきます。
- (俺/私じゃない、あの人のせいだよと)責任を押し付けられる
- 濡れ衣を着せられる
- あることないこと言いふらされる etc.,
こうなってしまった時点で、あなたはすでに相手のターゲットになっています。
こちらが反論すると、事実を捻じ曲げたり、話をすり替えたりして、あなたが一方的に悪いという状態に作り上げられてしまい、あなたは社会的信用を落としたり(※見ている人は見ているので、あなたを守ってくれる人もいますが)、毎日が怒りと悔しさという不快な時間を手に入れることになります。
『毎日が不快』この気持ちで過ごすのも、なかなか辛いものですよ。
こうなってしまうと、相手の手との縁切りも苦労します。
このような段階になるもっと前、つまり初期の段階で距離を置くためには、話の中に共感がなくなり、”人を見下す”ような感じで話を否定をしたり、あなたを無下に扱い始めてきたら、距離を取り始めた方がよいです。
2. これをされたら距離をおこう: 言われた通りにやったのに怒り出す(言うことがコロコロ変わる)
本人に言われた通りにやったけれど、言うことがコロコロ変わり、怒り出す人は要注意です。
例えばこんな状況です:
上司からある非常に簡単な作業を頼まれたとします。「この手順で進めてくれ」と言われ、あなたは上司に言われた通りの手順で進めたとします。あなたは、もちろん上司に言われた手順で完了させたので、特に何も言われることもなくその日は作業を完了させました。
数週間後、まったく同じ案件作業が来て、「これやっといて」と先日と同じ上司依頼され、あなたは、以前上司に言われた手順で進め提出しました。すると「なんでこんなやり方で進めたんだ!」とあなたは叱られました。「前回、〇〇上司に言われた通りにやったのですが」と伝えると「そんなことを言った覚えはないし、俺はこんな手順ではやらない」と言われ、結局はその上司が一人で処理するからと言われその日は終わりました。
そして、また数週間後にまったく同じ作業案件が来て、あなたは間違いがあってはいけないと思い「こちらの処理方法を教えていただきますでしょうか」と伝えたところ、「前教えただろ!!!」と大激怒されました。そして、試しに、”前教えていただいた処理”に疑念を抱きながらも、一番初めに上司から言われた手順(※後日、「なぜこんなやり方で進めたんだ!」と怒られたもの)で提出したところOKをもらいました。
上記のようなことは、モラハラです。
こういった状況が1回だけならよいのですが、これが何回も続くと「何が正しいのか」分からなくなります。
そして、だんだん「自分が悪いのではないか」と思ってしまうようにもなります。
モラハラ気質のある人は、上記のようにして相手を混乱させ、相手が「自分が悪いのではないか」と思うように操作している人もいます。
「自分が悪いのではないか」と思ってしまうと相手の思うツボとなり、相手に支配されますので『自分は悪くない』という意識を持ってください。
相手は、言うことをコロコロ変えて怒ったりすることで、相手を委縮させ、相手を思い通りに操作させようしているか、相手が困ることを楽しんでいるモラハラ行為と一緒ですので、弱みに付け込まれぬよう、毅然とした態度を貫いてください。
3.これをされたら距離をおこう:飴と鞭を使いはじめてきたら注意
前回、ひどく否定したと思ったら、次回話したら優しくなったり、共感してきたり…という飴と鞭を使う人も要注意です。
あなたを無下に扱ったり否定したかと思ったら、最近は、共感し始めてきたということはありませんか?
否定と共感の温度差がかけ離れている人がいたら要注意人物です。
もし飴を差し出された場合、前回否定したことの否定度合いや否定した内容をしっかり思い出し、優しい態度を取ってきても毅然とした態度を貫いてください。
DVやモラハラする人に多いのですが、「飴と鞭の使い分け」の手法は、相手を自分の思い通りに操作させる手法です。
自分に共感してくれた!ていねいに対応してくれた!と思っても、心を許さない方がいいです。
後日、またあなたを否定したり、上手くお願い事してきたりして、相手の思い通りにならないと態度が急変してきますので要注意です。
『いきなり共感してくるようになった』これを一つのサインと捉え、毅然とした態度を取りつつ、離れるよう距離を保つ行動に移しましょう。
4.これをされたら距離を置こう:些細なことで尋常ではない怒りを表したら注意
自分の期待通りにならないと尋常じゃないくらいに怒りをあらわにする人も、関わらない方がよい人の特徴です。
”尋常じゃないくらいの怒り”というと、大声で怒鳴ったり、わめいたりという印象がありますが、それだけではありません。
大声で怒鳴ったりわめいたりなどしなくても、巧妙な手口を使って嫌がらせをはじめたり、人をおとしめようとしたり、再起不能になるまで潰してやろうという信念を持って静かに攻撃してくることも含めます。
「自分の期待通りにならないと尋常じゃないくらいに怒りをあらわにする」…ここまでくると相手にターゲットにされた証です。相手はターゲットにした人は、自分より格下な人間とランク付けしており、利用したい、潰してやりたい、といった感情が入っています。
通常の人は、自分の期待通りにならなくても嫌がらせをしたり、周囲を使ってあなたを孤立化させようとしたりしないものです。
ここまで来る前に、先に述べた、相手を否定したり、無下に扱ったりするという兆候が必ずありますので、しっかり見極め、この手の人から被害を被る前に離れましょう。
いかがでしたでしょうか
付き合う人によって、自分の目標や夢が叶ったり、人生すべてが潰されたりもします。
悪運や悪縁は、あなたからお金や時間(人生)、エネルギーを奪っていきます。
日々、心穏やかな暮らしを続けるためにも、人生をより楽しく幸せに送るために、良い運と縁に恵まれることは非常に重要です。
もちろん自分ではコントロールできない運や縁もあります。
しかし、自らの手で良い運と縁を紡ぎ出すことも可能だと私は思います。
自らの手で良い運と縁を紡ぎ出す、その一つの方法が、付き合う人を選ぶことです。
『関わらない方がいい人』の多くは、良心が欠如しています。
上記は、私の実体験も踏まえての個人的な見解であり、10人いれば10通りの性格がありますので、この世界には、『関わらない方がいい人』の特徴はもっとあると思います。よって、上記は人によって当てはまらないケースもありますが、覚えていただきたいことは、自分が相手と付き合いする上で「?」と思う点があれば、その直感をまずは大切にし、その人とできるだけ関わらないようすること。
そうすることで、『毎日が不快』ではなく、毎日心穏やかな暮らしを保つことに繋がります。
ぜひ、自分なりの関わらない方がいい人のリストをいくつか作り、それに当てはまる人がいたら、距離を保ち、心穏やかな暮らしを続けてくださいね。
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