『朝活』という言葉が世に定着して何年経ったでしょうか。
朝活と言えば…ランニングや朝の読書、朝の英会話などが挙げられますが、皆さんも朝に意欲的に取り組んでいることはありますか?
また、夕食後の時間は、皆さんは何をして過ごしていますか?
私は翌朝の時間を充実させるために、夜の時間も有効に活用するために、夜活として夜お掃除をするように心がけています。
本日は、夜活のすすめについてご紹介いたします。
夕方の勉強は鉛、夜の勉強は石ころ
私は昔からこの言葉を聞いて育ってきました。
朝の勉強は金、昼の勉強は銅、夕方の勉強は鉛、夜の勉強は石ころ
誰の言葉なのかは分かりません…父がよく言っていたフレーズです。
この言葉の意味は、頭がすっきりしている”朝”に勉強すると知識の吸収が一番良い(金メダルとでもいいましょうか)、昼間は朝の疲れと、昼食もとって眠気も入ってくるので、知識の吸収は真ん中(銅メダル)、夕方は頭がさらに疲れてしまうので、知識の吸収はさらに悪化し、夜は1日の疲れが来るので脳も疲労し勉強してもほとんど身に付かないということで(石ころ)という意味だそうです。
個人的な感想ですが、本当にこの言葉の通りだと思います。
朝の方が、頭もスッキリしていますし、夜は日中の仕事や学校の疲れから、頭も疲れ、朝と比べると覚えが悪かったり、参考書に書かれていることがなかなか理解できなかったり、皆さんも経験があるのではないでしょうか。
夜の方が時間はとれるのですが、効率と効果が発揮されないので(特に資格試験棟の勉強に励むときは)、勉強や読書は朝活として行い、夜は勉強や読書など頭や集中を使う作業ではなく、淡々とできる作業がおすすめ!
夜活:そうじのすすめ
淡々とできる作業として、私がおすすめするのは掃除。
掃除は、淡々と事をこなしていく作業で無心になれます。
- ただひたすらに、ガスコンロを磨く…
- ただひたすらに、キッチンシンクを洗う…
- ただひたすらに、湯舟を磨く…
- ただひたすらに、トイレを磨く…
無心になれ、”今ここ”を十分に体感できます。
まるで瞑想しているような気持ちです。
掃除は掃除でも、どこになにを置こう/しまおうといった考える掃除ではなく、淡々とこなせる掃除(e.g., トイレ掃除やお風呂掃除といった”磨く”作業)がおすすめ。
靴磨きやリビングをクイックルワイパーで雑巾がけ(夜の掃除機はご近所さんへご迷惑がかかるので)、グラスやカラトリ―をピカピカに拭いたりもおすすめ。
ただひたすら無心になって作業に取り組むと、日中に疲れた頭と心は解放され、きれいになったキッチンやお風呂場、トイレを見ると清々しい気持ちになりストレス解消となります。
また、翌朝きれいに整ったお部屋で1日をスタートできることも、とても気持ちのいいことですし、朝の貴重な時間を掃除に取られることなく、自分の好きなことに使えるようになり、より充実した時間を送れるようになります。
まさに、時間の質と価値が高めることができるのです。
夜、物を減らす作業を
物を減らす際、いるもの・いらないものの仕分けも夜に行うとよいでしょう。
まずは深く考えずに単純に捨てるか取っておくかの仕分けをし、翌朝、本当にいらないかを再度判断し捨てる方法を取ると、納得して物を処分することができます。
\POINT/
納得して物を捨てたい方には、夜に捨てるものを仕分けし、翌朝に捨てるか否かの最終意思決定を。結果、納得してあとくされなく物とお別れすることができます
夜活を充実させるかは自分軸で決める
夜に掃除をするのは大変と思う時は、無理して行う必要はありません。
夜の方が勉強がはかどる方は夜活として勉強してもよいでしょう。
朝活も夜活も充実させるかどうかは、”自分軸”で判断することが重要なポイントです。
最近の私の夜活は(朝活もですが)、”頑張ること”を目的とするのではなく、人生を楽しむために、”いかに自分自身を心地よくすることができるか”を目的として行っています。
ぜひ、皆さんも自分に合った夜活法を見つけてみてくださいね。
\モーニングルーティン・朝の習慣/