何十年と使っている大切なものはありますか?
街中を見ていると、男女問わずステキな洋服や持ち物を持った人を見かけます。
今日は海外で学んだ古さの価値について、お伝えいたします。
物を大事にする海外文化と慈善活動
フランスやイギリスでは、物を大事にする習慣があります。
洋服、靴、カバンの他、お皿やフォーク、ソファ、電気スタンドなどのインテリアも蚤の市やセカンドハンドショップで購入し使用することが日本より普及されていて、中古品への抵抗感も低い印象です。
海外に在住していた時は、若者からお年寄りまで使い古したカバンを下げている人を多く見ましたし、街中の人が持っている持ち物は、セカンドハンドショップで購入した物なのか、新品で購入し、長く愛用している物なのかは判断つきませんでしたが、自分の身の回りでは、友人、同僚、資産家のマダムでさえも、身に着けている物や家具を見せて『これ、セカンドハンドショップ(蚤の市含)で購入したの』と教えてくれます。
『あなたの洋服・靴・バック素敵ね!』と男女問わず、見知らぬ人同士でも声掛けすることが多いからでしょうか、どこで購入したのか教えてくれます。
海外でセカンドハンドショップでの購入が普及されている理由ですが、個人のお財布事情やヴィンテージを好きなことだとか様々ですが、特定のセカンドハンドショップでは、売上金の一部が貧困や環境問題などの問題を解決するための資金となり、セカンドハンドショップで洋服や靴を購入し、着用、使用することは、一種の慈善活動となっていることもセカンドハンドショップが愛されている理由でもあります。
町中のボロカバン
個人的な感想ですが、日本と海外を比べますと、日本人の方が比較的新品に近い物を身に着けており、海外では、若干使い古したような服や使い倒したような味のあるカバンを持った人をよく見た印象です。
街を歩きゆく人の持ち物の中でカバンが一番目に止まりやすかったのもあるのでしょうけれど、海外にいると、使い込んだ古いカバンを持った人を多く見かけました。
”こいつ”は大事な存在なんだ
いつも使い古したカバンを持っていた友人がいたので、『素敵ね!大事にしているのがよくわかるよ!』と言うと、彼はカバンとの思い出を話してくれました。
実は、購入当初は何の思い出もなく、特に思い入れもなく購入したカバンだったのですが、長年使ってきたから、”こいつ”は大事な存在なんだと話してくれました。
もし今このかばんを盗まれたり無くしたら、僕は泣いてしまうとも話してくれて、心が温かくなりました。
何気なく使っていた物が今では彼にとってかけがえのない宝ものになっていて、彼とカバンの絆が見えてステキだなと感じました。
ボロにある価値
街で見かける使い倒したような服やカバン、もしかするとその人にとって大切な思い出があるのかも…どんなステキなストーリーが隠されているのか想像するだけでも心が温かくなりますし、ボロボロの物に価値を見出せる人はその人の人生の質も高いのだろうなと思います。
思い出と愛着がある物には、かけがえのないストーリーが隠されており、どんなに新品で高級ブランド品でも敵わない世界一の価値があると思います。
今は長年使っている物がないという方も、今使っている物を永くつかっていくことで、かけがえのない一級品を手に入れられるかもしれません。
私は今、ボロボロになるまで使い倒し、一級品にしたい物がいくつかあるのですが、そのひとつはこちらの緑の長財布です。
\詳細はこちらで紹介しています/
金運アップ財布の効果は3年と言うけれど、この財布は私の原点のようなお財布なので、長く使い続けたいと思います。
もし、今、古いけど大切な思い出のある物がある方は、捨てずにずっと使い続けてくださいね!
きっとその物はあなたのパワーアイテムになると思います。
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