皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
結艸庵(@yuisoan2020)です。
皆さまは、とっても大切にしている物はありますか?
私には大切にしているお皿があります。
青色のたち吉のカレー皿。
青色のカレー皿は、もともと祖父母の家にあったものでした。
それを母が持ち帰り、それから数十年後の先日、母が自宅の整理整頓をしていた時に、もう使わないから捨てると言っていたので、今度は私が持って帰りました。
この青色のカレー皿は、祖父母や母、親戚とカレーやかた焼きそばをを食べる時に使っていたお皿で、祖父母の家で皆で食卓を囲んで「美味しいね!」と食べた何気ない日の思い出が詰まっている、私にとって思い出の詰まった大切なお皿です。
今でもカレーを食べる時に、当時の思い出や、今は取り壊してしまった古い祖父の家を思い出します。
青色のカレー皿は、私がおばあさんになってもずっと、使い続けたいと思っています。
実は、この青色のカレー皿は、メルカリでもたくさん販売されています。
割れてしまったら、いくらでも同じお皿は手に入りそうですが、私にとってこの青色のカレー皿は、これだけ。たとえ同じデザインであったとしても、そのお皿には、同じ思い出が詰まっていないので、価値がないのです。
今になってそう思えるのですが、当時使っていた時は、ここまで大切なお皿になるとは思っていませんでした。
たち吉というステキなブランドのお皿ではありましたが、そこまで大切だと思えるようなお皿ではありませんでした。
まさに、ただのお皿でした。
しかし、長い年月をかけて、使い続けることで日々の思い出が刷り込まれていき、ここまで価値のあるお皿に育ちました。
ここまで思い出の詰まった、真の価値のあるお皿を持てたことに、とても幸せを感じています。
また、この青いお皿を通して、ものを大切にするということは、新たな価値を生み出していくことだということを知ることができました。
ぜひ皆さまも、今お使いのものを大切にし、新たな価値を生み出してみてくださいね。