私は、毎朝コーヒーを淹れて過ごす時間が大好きです。
今日も朝から珈琲を飲んでゆっくりしている際に、ふと、はじめて珈琲を飲んだのは何歳からなのだろう、いつからこんなに珈琲にはまったのだろうと考えていました。
私の記憶では、小学校6年生ぐらいにはじめて珈琲を飲んだ記憶。自宅だったかな。自宅だったっけ?
母から「コーヒーは苦いよ」と言われ続け、初めて飲んだ日も、苦いよ?と言われて飲んだ記憶があります。飲んだ際に、「苦かったでしょ?」とにっこり笑った母を覚えています。
最初に珈琲を飲んだ日…私は苦いとは感じませんでした。
黒飴とはちょっと違う香ばしい味で、母は、苦い苦いというけれど、そんなに苦くなく美味しいと感じた記憶があります。
記憶の不確かさを残しつつも、珈琲をはじめて飲んだ日は覚えているのですが、2回目、3回目に飲んだ記憶はありません。はじめて飲んだ記憶よりも、2回目、3回目はどんな気持ちで飲んだのだろう…そんなことを考えていました。
はじめて珈琲を飲んだ時は、大きな感動はなかったものの、いつの間にか、自宅やカフェで毎日飲むほど珈琲が好きになっていていきました。そうなったきっかけは一体何だったのだろうかと、知りたくなったのです。
何でもないと思っていたことが、突然好きになって習慣化していく不思議。
2回目、3回目に珈琲を飲んだ時は、何を思って飲んだのか、そこを知りたくて、記憶をたどってみましたが、残念ながら、思い出せませんでした。
きっと時が流れていくうちに、大人にもなり、ストレスもたまり、その時珈琲を飲んで癒されたのかもしれない。
カフェ屋に行って、その場の雰囲気から、珈琲が好きになったのかもしれない。
答えはきっと見つからないと思うけど、何とも思っていなかったことが、突然好きになって習慣化する不思議を考えてみたり、きっかけは何だったかを思い出そうとしたり、小さな自分の歴史を見つけているみたいで、少しだけ幸せな気持ちになれました。
皆さまは、初めて珈琲を飲んだ日のことを覚えていますか?