健康の中でも、意外と意識していない部分といえば、鼻。
先日、耳鼻咽喉科の先生から慢性上咽頭炎と言われ、上咽頭炎が自律神経にも影響していることを知り驚いています。先生から勧められたことがきっかけで鼻うがいを始めました。
皆さんは、『鼻うがい』というと、どんなイメージがありますか?
私は、すぐに今田耕司さんが頭に浮かびました!(笑)
(※今田耕司さんは『ハナノア』という鼻うがいのCMに出ています)
そして、『鼻うがい』というと、ツーンと鼻が痛くなる…そんなイメージ…。
そして、そして、今田耕司さんの鼻うがいのCMでもあるように、反対の鼻から水が出てくるので、実際に鼻うがいする時は他の人には見られたくない…という気持ちもありました…。
そんなイメージもあり、なんとなく手が伸びなかった『鼻うがい』ですが、実際にはじめてみたところ、思いのほか痛くないし楽にできるので、鼻うがいが習慣づいてきました。
鼻の仕組み
鼻は身体の一部ですが、あまり気にしたことがなかったので、上記のような『鼻の働き』なるものを知らなかったのですが、調べてみたところ、どうやら鼻は花粉やウィルスを除去する働きがあるようです。
鼻はにおいを感じるだけでなく、鼻の中に入ってくる異物を取り除く仕組みが備わっています。大きな異物は鼻毛でとらえ、小さな異物は粘膜の表面を覆う粘液に吸着され、粘膜表面の繊毛運動によって鼻から排除されます。この様な仕組みで異物の侵入を防いでいるのですが、異物が多かったり鼻が乾燥していたりすると、排除しきれなかった異物(花粉・ハウスダスト・雑菌など ※一部のアレルギー物質を含む)が粘膜に入り込んでしまいます。そうなると、くしゃみや鼻水、鼻づまりの症状がおこります。
引用元:小林製薬公式HP ハナノア
のどのうがいと併せて、鼻洗浄(鼻うがい)を行うことにより、アレルギーの原因となる物質がなるべく鼻腔内に付着しないようにすること、鼻水を流して鼻の通りをよくすることができます。鼻の粘膜を湿らせておくことで乾燥を防ぎムズムズ感を軽減します。
引用元:つくばフラワー耳鼻咽喉科 小児耳鼻科・アレルギー科、『鼻うがいとは』
また、風邪やインフルエンザの季節にも、細菌やウイルスが侵入することを防ぎます。
予防のためにされている方からは、風邪を引きにくくなったとの感想もお聞きしています 。
鼻うがいをすることで、しっかり鼻の奥の菌やウィルスを洗い流してくれるので、更にくしゃみや鼻水といった症状を抑えてくれるそうです。風邪も引きにくくなるそうです!
鼻うがいの効果
のどのうがいと併せて、鼻洗浄(鼻うがい)を行うことにより、アレルギーの原因となる物質がなるべく鼻腔内に付着しないようにすること、鼻水を流して鼻の通りをよくすることができます。鼻の粘膜を湿らせておくことで乾燥を防ぎムズムズ感を軽減します。
引用元:つくばフラワー耳鼻咽喉科 小児耳鼻科・アレルギー科、『鼻うがいとは』
また、風邪やインフルエンザの季節にも、細菌やウイルスが侵入することを防ぎます。
予防のためにされている方からは、風邪を引きにくくなったとの感想もお聞きしています 。
鼻うがいを習慣化することで、アレルギーとなる物質(花粉、ほこりなど)の他、細菌やウイルスの侵入を防ぐことができるとなると、ありがたいですね!
『風邪は万病のもと』ですから、鼻うがいをすることで、”万病の元”をひとつ断ち切れそうです。
ハナノア買ってみました!
鼻うがいのキットは薬局でも売っていたのですが、今回私が選んだのは、今田耕司さんがCMしているハナノア。
洗浄器具・液体の種類は2種類!
またハナノアは2種類の製品が売っています。
- 洗浄容器と洗浄液(300ml)がセットになった物
- 500mlの洗浄液だけ
購入の際に注意していただきたいのが、ハナノアの洗浄容器が2種類(青色と緑色)があること。
- 緑の容器⇒ 口から出す しっかりタイプ
- 青の容器⇒ 鼻から出す シャワータイプ(CMで今田耕司さん使用)
個人的には、シャワータイプ(緑の容器)の方が、しっかり洗浄されている感じがします。
というのも、緑の容器で鼻うがいすると、反対の鼻の穴から洗浄液が出てくるので、よく洗浄されているのが体感できるのです。
一方、青の容器で何度か鼻を洗浄してみたものの、反対の鼻の穴から洗浄液が出てくることがなく(やり方ヘタ?!)…そのため、しっかり鼻を洗浄できたという体感は得られませんでした…(※個人差あり)
また、洗浄液も2種類あります。
- レギュラータイプ
- クールタイプ
私は、鼻うがいが初めてなので洗浄容器も持っておらず、洗浄器具と洗浄液がセットになっているものを購入しました。
また、シャワータイプは、鼻に注入した水が反対の鼻から流れてくるタイプなので、ちょっと恥ずかしいので、口から出すしっかりタイプを購入しました。
\Amazonの方が安く購入できるので、いつもAmazonでまとめ買いしてます/
鼻うがいやってみての感想
さて、実際にハナノアを使ってみての感想ですが、たった1回の鼻うがいでも鼻の通りがよくなりました!
スッと鼻の通りがよくなり、空気が入るようになってきたので、「え?!私、今まで息吸えてなかったの?!もしかして鼻づまり起こしていたの?!」と思ってしまうほどでした!
鼻通りもよくなるだけで、こんなに気分が爽快、ストレス解消、リフレッシュにもなりました!
職場の洗面台や、高速のパーキングエリアなど少々人がいるところで鼻うがいをしたい方は、青色の容器(口から出るタイプ)の鼻うがいの方が見た目も悪くなく、よいかと思います。
人目を気にされない方は、緑色の容器のシャワータイプ(反対の鼻から液体が流れてくるタイプ)でも問題ないと思います。
鼻うがいに水道水を使うのは危険
鼻うがいですが、一方で、怖いニュースもあります。
海外での事例ですが、水道水を使った鼻うがいは命を落とす危険性があるそうです。
Forbes Japanの記事によると、水道水を使った鼻うがいの危険性があるそうです。
学会誌インターナショナル・ジャーナル・オブ・インフェクシャス・ディジーズに掲載された米ワシントン州にあるスウェディッシュ・メディカル・グループのチームの症例報告によると、慢性副鼻腔炎の症状を改善するために水道水で鼻うがいをしていた69歳の女性が、感染症のため死亡したという。
引用元:Forbes Japan,2018-12-30,「健康のための「鼻うがい」と水道水の危険な関係 米国で死亡例」
また、この記事では、水道水を浄水器でろ過した水を使っていたそうですが、浄水器でろ過した水でも危険があるそうで、FDAでは、鼻うがいをする際は、つかう水に注意することを呼び掛けているそうです。
米食品医薬品局(FDA)の勧告では、鼻洗浄を行う際には以下の水を使用することとされている。
・信頼できる筋から入手したものであり、滅菌水または蒸留水と明記されている水
引用:Forbes Japan,2018-12-30,「健康のための「鼻うがい」と水道水の危険な関係 米国で死亡例」
・微生物を死滅させるため、少なくとも3~5分間、煮沸した水
・微生物を除去するための専用のフィルターでろ過した水
フィルターが効果的なものであり、細菌や微生物を実際に除去できるものであることを確認する必要がある。ブリタの浄水器やフィルターや、コーヒー用のフィルターは、適していない。また、鼻うがい用の器具などは使用後、必ずよく洗って乾燥させること。使用の前後に手洗いもしっかり行うことが重要だ。
水道水を沸騰させたら大丈夫のようですが、心配な方は、小林製薬さんのハナノアのように既に洗浄液も一緒に付属している鼻うがいを購入した方が安心・安全かと思います。
洗浄用具+洗浄液(300ml)のセット
口から出すしっかりタイプ+洗浄液300ml付
鼻から出すシャワータイプ+洗浄液300ml付
洗浄液だけ
レギュラータイプ
夏はさらにスッキリ!クールタイプがおすすめ!
お湯を沸騰させて使うタイプ
お湯を沸騰させて専用の薬剤を入れて鼻うがいをするタイプ。こちらはドラックストアではなく、処方箋を受け付けているお薬屋さんで購入できるようです。