
我が家では、下記の目的でお香の活用しています。
- 手軽にリラックスできる方法として
- 自宅の空間をおしゃれにするために
- 空間の浄化と開運目的として
お香には香り、形ともに様々な種類があり、洋風、和風、アジアンチックな香りなどその時の気分に合わせて香りを変えて楽しまれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、お香の歴史や効能、そして最後に、Yuisoanお気に入りのとても品のある香りのお香をご紹介いたします。
お香の歴史と効果
西洋では精神を落ち着かせるために、ラベンダーやユーカリといったアロマオイルやアロマキャンドルが活用されています。一方、アジアではお香が誕生し、日本には飛鳥時代より香りの文化が仏教と共に伝わりました。
現代では宗教的な意味合いの他、手軽に楽しめる”癒し”としてより身近な存在となっているお香。
古くから日本に伝わる”香”にはどんな効果があるのでしょうか。
リラックス効果
日本看護技術会誌によると、日本では、古くから仏事や精神統一の際に、白檀と沈香が使われ、科学的にも日本のお香(白檀と沈香)には、リラックス効果があると言われています。
本研究では,白檀と沈香の「香」を用いて嗅覚刺激を与え自律神経活動にどのような影響を及ぼすのか検討し,以下のことを確認した.
日本看護技術学会誌9巻3号、実践報告『日本古来の「香」が自律神経系に及ぼす影響』(芳賀麻由、丸山良子)
1.心拍変動において,白檀と沈香は香り吸入中から吸入後の安静にかけて交感神経に抑制的に働き,鎮静・リラクセーション効果をもつこと,およびその効果は少なくとも 10 分程度持続する可能性が示唆された.
2.白檀や沈香の香りは,血圧や特に脈拍にほとんど変化を与えず,非常に影響の少ない穏やかな刺激であることが示唆された.
浄化と開運効果
仏教、キリスト教、イスラム教などの宗教では様々な機会にお香が焚かれます。これには「お香の浄化作用によって空間を清め、邪気を払う」という側面があるそうです。ネイティブアメリカン(アメリカ先住民族)が儀式でセージの葉を焚くのも同様の理由によるといいます。
御香堂、『浄化のためのお香』
仏教文化が残る日本でも、お香は邪気払いのために使われていました。
私は、人の念や邪気を感じ取りやすいので、浄化目的でよくお香を焚きます。
念の種類(e.g., 嫉妬心や妬みの気持ちなど)によっては、非常に強い邪気もありますので、お香の力を借り、リラックスして感情を落ち着けたりする他、お部屋の邪気を払うことで開運効果も狙って焚いています。
特に玄関、トイレ、風呂場、寝室、リビングなど邪気が溜まりやすい場所には、1本のお香を使って、これらのスペースに2分ほど置き、次のスペースへと異動させて、その場所を清めています。
清めたあとは、その場がきれいに澄んでいることが分かります。
おすすめの品のあるお香:松栄堂 堀川
私が愛用しているお香は、松栄堂の堀川。

松栄堂は、約300年ほど前(宝永2年)に京都丹波篠山で創業されたお香の老舗店です
白檀をベースに作られており、心落ち着く非常に品のある香りのするお香です。
老舗旅館でも使われているとか。
その品のよい香りから、お香初心者でも『選んで正解の香り』だと思います。



私が『堀川』に出会ったのは、ちょうど今から5年ほど前。
京都のお香屋さんで出会いました。
私はお寺巡りが大好きで、よくお寺のお香の香りを楽しんでいたのですが、堀川はお寺でよく嗅ぐお香(お線香とはまた違った香り)によく似ています。
お香にも様々な香りがあり、今まで色んなお香を試してきましたが、結局は、この『堀川』に戻ってきてしまいます。
季節に合わせてお香を変えて楽しむ方法もありますが、堀川は季節問わず使えるので重宝しています。
最近お客様をお招きすることはありませんが、おもてなしのお香としてもギフトとしても最適です。
何かと不安な日々が続いております。セルフケアや暮らしの質を高めるために、ぜひお香の力を。
まずはお試サイズからどうぞ
\日本文化を暮らしに取り入れる/