震度6強を超える地震や南海トラフ地震は、全国いつ起きるのか予測ができません。
東日本大震災が発生した当日も、多くの方があんなに大きな被害を出した地震が発生するとは、誰も予測していなかったと思います。
あの日、皆さんは自宅にいましたか?外出先でしたか?
地震が起こった際、自宅にいるのか、外出先にいるのかによって、とるべき対策も変わってきます。
外出先で被災した際、どのように対策するかご存知ですか?
外出先で被災した際の備えはしてありますか?
本日は、外出先・自宅の両方で役立つ防災グッツをご紹介いたします。
自宅内での災害発生例
大型家電や家具、照明灯やインテリア雑貨、本棚など…自宅の中には様々な物が置いてあります。
これらの物は大きな地震の際に、思わぬ方向へ飛んでいきます。
阪神淡路大震災では、多くの方が睡眠中の早朝に地震が起こったことと、古い建物が原因で6,434人が犠牲となり、その8割が建物の下敷きになったと言われています。(※1)
現在では、耐震基準法に定められた住宅が多く、建物が無事ということも多いと思いますが、家具の下敷きになって亡くなる方や大きな怪我をして逃げ遅れたり、治療が遅れたりという危険性が潜んでいます。
外出先での災害発生例
夜間、外出先で大地震が発生し、エレベーター内に閉じ込められたり、オフィス内でコピー機飛んできたり、街中では、頭上からコンクリートやガラスの破片が落ちてくる可能性があります。
これらの災害の他、よくあるもうひとつの災害は、携帯電話の充電が残り少ない中での災害に見舞われ緊急時の連絡がとれなくなることや、情報難民になる可能性です。
オフィスや大型店舗に居れば、ビル内の予備電源で停電に至らないこともありますし、パソコンから携帯電話の充電も可能ですが、街中を歩いている際や、バスや電車に乗車中では充電が難しい状況に陥ります。そうなると、家族の安否確認の他、被害の状況・交通情報など、避難に必要な情報収集ができなくなってしまいます。
街中には電話ボックスの数が減り、現在、どこに電話ボックスがあるのかすぐに見つけられない環境になっているかと思います。
外出先では、身体の安全を守る他、ライフラインでもある携帯電話の充電は重要です。
例え100%の充電があったとしても、交通機関の麻痺により、目的地までたどり着くのに3日以上かかることもありますので、常に携帯電話をフル充電3回以上はできるよう予備の電源を持っておいたことにこしたことはないでしょう。
自宅・外出先での災害でも重宝する防災グッツ
自宅でも外出先でも、常に身の安全を確保ができ、情報難民にならぬよう準備しておく必要があります。
私は、自宅でも外出先でも被災した場合に、身の安全情を守り、報難民にならないよう、こちらの商品を購入しました。
昨今、自宅で過ごすことが多くなったため持ち歩きはしておりませんが、外出する際は、必ずこの懐中電灯を持ち歩くようにしております。
AngLink
<スペック>
- LEDライト
- 蛍光パネル
- FM/AMラジオ
- 方位磁石
- 手回し充電
- 緊急サイレン
- USB充電
※現在、この商品(AngLink)はAmazon、楽天市場共に品切れになっています。
別メーカーとなりますが、本日ご紹介する機能が付いている物がありましたので、
ぜひ防災グッツに追加して備えを万全にしてみてください。
AngLingのLEDライト
LEDなので、非常に明るいです。
暗闇の中でどこくらい明るいのか、試してみたのがこの写真。
写真は、対象物から2メートル離れたところから照らしてみた時のもの。
かなり明るく遠くまで照らすことができます。
蛍光パネル
暗闇の中の大地震の発生、或いは大地震発生後の停電で、慌ててしまうこともあるでしょう。
暗闇の中でもすぐに懐中電灯を見つけられるよう覚えておくことはとても重要ですが、暗闇で置き場所も見えなくなることもあります。
この懐中電灯には、蛍光パネルが正面の小さな画面に使われており、暗闇の中でもどこにこの懐中電灯があるのか探しやすくなります。
写真は暗闇の中で蛍光パネルがどのくらい光るのか試したもの。これだけ光っているので見つけやすいですよ◎
FM/AMラジオ
FM/AMラジオもこの懐中電灯についており、自分でチューニングでできるため、ローカルのラジオ番組に合わせることができます。音量も調節できます。
方位磁石で位置を確認できる
方位磁石もついているので、位置や方向が確認できます。
外出先から歩いて帰る際、Google Map等、ネットから地図の閲覧ができなくなった時でも役に立ちます。
手回し充電でいつでも充電可
AngLinkはスマホの充電のように、コードに挿して充電することも可能ですが、手回しを行うことで本体を充電することができます。
本体に充電ができると、LEDライト点灯の他、ラジオやスマホの充電、サイレン機能を利用することができます。
約何回ほど手回しを行うことで、どの機能をどのくらい充電できるのかというと:
約130回/分のスピードで1分間手回しで
何がどのくらい使えるようになるのか
- LEDライト 15分~20分間使用可能
- ラジオ 3~5分間使用可能
その他、手回し充電をすると、こんな使い方も可能になります。
- 手回しして充電した電気をスマホに充電可能
- 手回し充電をしながら通話をすることも可能
緊急時サイレン
大地震発生後、建物の下敷きになると、時間が経つほど生存率が低下すると言われています。
72時間が”生死を分けるタイムリミット”(※2)とも言われています。
- 24時間---生存率90%
- 48時間---生存率50%
- 72時間---生存率20~30%
※3
大きな怪我を負っていると更に生存率は低くなるそうです。
閉じ込められている間は、水や食料を口にすることもできず、酸素も薄い可能性もあります。パニックになって、大声で助けを求めたくなりますが、大声を出すことで体力の消耗につながるので、近くにある固いものでどこかを叩いて音を鳴らしたり(※4)、ホイッスルを吹いて外部へ自分の居場所を伝えた方が賢明です。
このAngLinkのライトでは、緊急時のサイレンの音を鳴らすことができます。
音のタイプは「キューイ、キューイ、キューイ」というような音で、その音量はかなり大きい音(90デシベル以上)です。90デシベル以上の音が鳴る環境で、会話をすると、相手の言っている声が聞こえないと言われています。そのぐらいの大きさのサイレン音が鳴ります。
外出先で、エレベーター内に閉じ込められた時や、自宅で瓦礫に埋まった時は大変役に立ちます。手回しして充電すれば、何度でもサイレンを流すことができます。
また、こちらは震災時だけではなく、女性が夜道を歩く際の防災ブザーにもなりますので、ぜひ通常時より持ち歩くことをおすすめします。
USB充電
この商品は、手回し充電で発電させパワーを貯められるほか、電源が生きている際は、コードにつないで充電させることができます。
災害時には、この商品の底についているUSBポートからお使いのスマホ・ガラケーを充電させることができます。
外出先で、バスや電車に乗っている際、携帯電話の充電ができない場合は、これ1つでスマホの充電ができますし、手回し充電しながら通話もできます。
備えあれば憂いなし
AngLinkのLED懐中電灯は災害時ではなくても、普段のレジャー(山登りやキャンプ)や女性の夜間外出の際でも防犯に役立ちます。
購入してからしばらく保管していると、いざ本当に必要な時に使えないことが分かることもあるので、普段から持ち歩き、定期的に動作確認を行ってみてください。
一つあれば、自宅・外出先で非常に役に立つ商品です。ぜひ参考にしてみてください。
本日ご紹介したAngLinkのLED懐中電灯は、現在Amazon、楽天市場共に品切れになっています。
別メーカーとなりますが、本日ご紹介した機能が付いている物がありましたので、ぜひ防災グッツに追加して備えを万全にしてみてください。
※1参照元:朝日新聞デジタル、2019年1月17日、「阪神大震災、6434人が犠牲 8割が建物の下敷きに」
※2参照元:内閣府防災「災害が起きたらあなたはどうしますか?~みんなで地区防災~」
※3参照元:飯開 輝久雄、岩田健一他 「大震災発生後の生死を分ける『黄金の72時間』とコミュニティ~ご近所づきあいが街(いのち)を救う~」
※4参照元:Yahoo Japan 天気・災害、地震「自宅に潜む危機」
\首都直下型大地震、南海トラフ大地震、富士山噴火への備え/