”想像力の欠如”が被災のリスクを高める。自宅内の地震対策を!

防災
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結艸庵ゆいそうあん(@yuisoan2020)です。

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防災リュックの準備や見直しだけ囚われて、自宅内の地震対策怠っていませんか?

大切な家族の命・あなた自身の命を守るために、本日は、自宅内の地震対策についてお伝えいたします。

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大型家具・家電を固定しないリスクは?

阪神淡路大震災の犠牲者の8割が建物の下敷き

1997年阪神淡路大震災の犠牲者と死因(※1)

  • 6,434名が犠牲
  • 内8割の方が建物の下敷き(窒息死・圧死)
  • 負傷した人の約46%は家具類の下敷き

亡くなられた方の8割が建物の下敷き(窒息死・圧死)は、とても怖いですよね…。

建物の下敷きになられた方で、しばらくの時間は瓦礫の下敷きになりながらも、助けを待っていたのかもしれません。

建物の下敷きになり、助けを待っているその時間、その時の気持ち…皆さんは想像できますか?

阪神淡路大震災では、窒息死や圧死が主な原因となった理由として、自宅内の災害防止対策が甘かったという点があるそうです。

神戸は地震の少ない所だと信じさせられていたので、洪水などには注意しても、地震に対してはあまり関心がなかった。家を建てた時(S.53)も大工さんが「地震に強いように筋交いを入れておきましょうと言われた時もそんなに必要かしらと思った位だった。タンスが三つに折れて転んだり、ガラス戸棚がメチャメチャに壊れてガラスが突き刺さるように布団や畳に落ちたりと、もっと普段から備えておくべきだったと思った。

資料:「震災とインフラ施設に関する体験・意見の募集アンケート」(近畿地方整備局、2000年度)
国土交通省 近畿地方整備局 震災復興対策連絡会議、平成14年(2002)1月
「阪神・淡路大震災の経験に学ぶ、震災時における社会基盤利用の在り方について」

救助隊がすぐに到着しない!

阪神淡路大震災では、高速道路も横倒しになるほどの大きな被害でした。

もちろん、多くの家屋も倒壊し、火事もあちこちで発生しました。


そんな惨状の中、消防や救急隊員、自衛隊は、渋滞に巻き込まれ、すぐに駆け付けることができなかったそうです。

以下引用は、警察官や消防隊員の当時の体験談です。

発生当時の人命救出作業に従事するものが少なかった。道路が渋滞し、緊急車両の通行に障害が出た。【警察官】 

地震発生直後から救助活動に従事したが、各所の救助現場に到着するのに消防車輌自体がガレキ、倒壊家屋の上を車輌の損壊を懸念しながら通行する状態で、それも良い方で車輌通行不能の救助場所には人力により救助資材を運び、救助活動した箇所も多々あった。【消防隊員】

道路の大渋滞により、活動地域に車両で移動できなかった。当時の状況:震災当日、灘区王子動物園に集結して人命救助活動を実施したが、山手幹線及び国道2号ともに大渋滞であり、高羽町までの約4kmの距離の移動は全て徒歩であり、活動に必要な資機材の運搬についても車両は使用できなかった。【自衛隊員】


引用元:「震災とインフラ施設に関する体験・意見の募集アンケート」(近畿地方整備局、2000年度)
国土交通省 近畿地方整備局 震災復興対策連絡会議、平成14年(2002)1月
「阪神・淡路大震災の経験に学ぶ、震災時における社会基盤利用の在り方について」

72時間以内に救助されなければ、生存率は低くなる

人が建物の下敷きになった場合、72時間以内に救助されなければ、生存率は非常に低くなると言われています。

しかし、大規模災害発生時は、災害の場所により救急車や自衛隊の到着が遅れることや救助の人手が足りなくなることが予想されます。

自分の命は、自分で守るしかないのです。

家族の命は、あなたが守るしかないのです。

そのためにも、ご自宅の大型家電・家具はしっかり固定することが重要です。

  • 自宅内の地震対策を怠ると、建物の下敷きになって死亡する確率が高くなる
  • 大規模発生時は、救助隊がすぐに到着しないと考え、自宅内の防災対策をしっかり行うことが生き残りのカギとなる

大地震発生時、大型家具・家電は思わぬ動きをする

大型家具を固定する際に、考慮していただきたいのが、地震発生時の家具の倒れ方です。

大規模地震発生時の家具の倒れ方

  • 家具は揺れながら移動し、ドアをふさいだりする(ロッキング移動)
  • テレビ台に乗せたテレビが飛ぶように落下(ジャンプ

家具や家電は重さに関係なく、思いがけない方向に飛んでいく(下記参照)

出典元:総務省消防庁:地震による家具の転倒の防ぎ方「へぇ。家具ってこんな風に倒れるの」

総務省消防庁では、大型ピアノやタンスなどの大きさや重さによって倒れ方が様々で、家具を転倒させないメカニズムについても説明しています。

ぜひ下記リンクを参照の上、家具の配置及び家具の固定をしてみてください。

総務省消防庁:地震による家具の転倒の防ぎ方「へぇ。家具って、こんなふうに倒れるの」

大型家具・家電の固定のポイント

大型家具や家電を固定する際には、上記、地震発生時の家具の倒れ方と下記固定のポイントを参考にご自宅の冷蔵庫やタンスなどを固定してみてください。

– 重い物を下の方に収納し、家具の重心を下げる
– 家具の下にストッパーを付け、壁にもたれ気味にする
– L字金具などで家具を壁に固定する
– 家具を固定できない場合は、2種類以上の器具を使って連結する
– 食器棚には中の物が飛び出さないよう、ストッパーを付ける
– キャスター付きの家具や家電製品は固定する

ソフトバンクニュース,2020-04-01,地震でガレキや家具の下敷きに…。あなたが取るべき行動は? -防災行動ガイド


我が家は、大きな家具は冷蔵庫しかないので、下記のような突っ張り棒を購入して
冷蔵庫を固定しています。

「想像力の欠如」が災害リスクを高める

いくら大規模地震に備えて準備していても、実際に大きな揺れに見舞われると、「想定外」のことが多く起こりえると思います。

その「想定外」を考慮して対策を打つには、想像力が必要となります。

「想像力の欠如」が命を奪うリスクを高めることになりかねませんので、ぜひこの機に改めて、自宅内の家具の固定の他、家庭での防災対策を考えてみてください。

本ブログの他、下記ブログにも防災対策についてまとめておりますので、ぜひ合わせてご一読いただきましたら幸いです。

\首都直下型大地震、南海トラフ大地震、富士山噴火の備え/

※1参照元:ソフトバンクニュース,2020-04-01,地震でガレキや家具の下敷きに…。あなたが取るべき行動は? -防災行動ガイド
※参照元:国土交通省 近畿地方整備局 震災復興対策連絡会議、平成14年(2002年)1月「阪神・淡路大震災の経験に学ぶ、震災時における社会基盤利用のありかたについて」

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