誰にも知られたくない自分だけの秘境の温泉地。
疲れた時は訪れて、じっくり自分自身を癒せる場所をひとつ持っていると、人生豊かになってきますよね!
本日は穴場の温泉地、月岡温泉郷をご紹介いたします。
月岡温泉
新潟の月岡温泉は、新発田市にあります。
新発田は新潟県の上の方に位置し、新潟市の駅から信越本線「新津駅」から乗り換えで約40分で到着します。
温泉街なので、草津温泉や熱海温泉のように賑わっているだろうなと胸を躍らせ、月岡駅に到着しました。
駅に到着してびっくり!
なんと駅は無人。
周りは山で、人っ子ひとりいませんでした。
私と蝉をのぞいて…。
だけれど、私は月岡のこの風景がとても好きになりました。
真夏の新潟の空に白い夏雲、山と稲が育っている田んぼに風が走り抜け、とても気持ちがよい場所でした。
私と母だけしかいない無人駅は、私と母専用の特別な駅のように感じました。
この風景を見た時に、久石譲さんの『Summer』が頭の中に流れてきました。
特別な時間を母と過ごしたく、Youtubeでこの音楽を流し、母と二人で聴きました。
暑い夏、蝉の声が聞こえる中、聴きました
月岡駅から月岡温泉「摩周」へ
駅は無人駅なので、きっぷ・運賃入れというものがあったのですが、生まれて初めて、『きっぷ・運賃入れ』を見ましたし、実際にそちらに切符を入れて駅を出るという体験しました。
無人駅のため、駅前はタクシーも止まっていませんでした。
しかし、元々、宿泊先から駅の送迎がありましたので駅までお迎えに来ていただきました。
駅に到着してからお宿に電話をし、5分ほどでお迎えに来ていただき、ホテルまで約10分ほどで到着。
宿泊したお宿は月岡温泉の「摩周」さんです。
これがまた素晴らしいお宿でした。
照明玄関のお写真がなかったため、ロビーのお写真を。
\お宿『摩周』については、下記にて紹介しています/
月岡温泉郷の観光
月岡温泉は硫黄温泉で1915年(大正)に開湯され、”新潟の奥座敷”とされ、年間120万人が訪れる温泉地でした。しかし、バブル崩壊とともに観光客は激減し、旅館も3分の2の旅館も廃業や閉鎖されたそうです。(※1)
月岡温泉MAPを覗いてみると分かると思いますが、とても小さな温泉郷です。
Cotori Cafeから源泉の杜まで歩いて約5分ほどの距離です。
無料で体験できる足湯もありました!
人がいなかったので、ゆっくり静かに心癒される足湯になりました。
蔵:新潟のお酒を堪能したい方
「蔵」では、新潟の全酒造のプレミアム地酒が飲めます。600円(税込)で3種類飲むことができますよ!
母とこちらで利き酒したのですが、どれも美味しかったし、スタッフの方がていねいにお酒の特徴について説明くださいました。
母と3杯ずつ、二人で計6杯いただき、美味しいお酒をたくさん試すことができて、ほろ酔い気分でいい気分になれました。
どれが美味しそうかなーと選んで、冒険して、舌で堪能し、母とどうだった?私にも飲ませて!と意見交換…とっても素敵な思い出ができました。
新潟のワインの試飲をされたい方は、次に紹介する「香」さんで試すことが出来ますよ!
香:新潟の香りを味わう
「香」では、新潟産のワインやコーヒー、お茶を専門に取り扱ったお店になります。
店舗の名前通り「香」の高いコーヒー、お茶、ワインを取り揃えていました。
コーヒーやお茶は無料で試すことができ、新潟の130年以上も続く岩の原ワイナリーのワインを1杯600円(税込)、あるいは同じく600円(税込)で2種類の岩の原ワインを楽しむことができます。
新潟のコーヒーとお茶は無料で試飲できます。
新潟のコーヒーが気になったので、試してみたのですが、とっても深くて濃い味で美味しかったです。
米:新潟の粉物
新潟と言えば、美味しいお米!!!ですよね!
「米」では、新潟のお米を取り扱ったお店になります。
米粉記事を使った可愛い月岡温泉の名物「うさぎ焼き」や、米粉うどん体験など
新潟のお米を使った米粉のお土産品もたくさんありました!!
お写真の用意がないのですが、おしゃれなデザインのものが多く、お土産として喜ばれる商品が多く置いてありました!
心のふるさと:月岡温泉街
月岡温泉郷は、バブル崩壊後、人出が減ってしまい、熱海や箱根と比べるとまだまだ寂しい街です。
しかし、現在、町おこしが盛んになっており、地域の方々が新しい取り組みや、おしゃれなお店を出店し頑張っています。
今後、益々発展していく街だと思っています。
私としては、にぎやかになり街も人も潤ってほしいと思いますが、「奥座敷」のように静かで品のある温泉街でありつづけてほしいなと思います。
私が訪れた時は、人が少なく、自然に囲まれた月岡温泉郷は、とっても静かで心が癒されました。
人に疲れ、一人を求めてくる方、ひとりで考えたい、ひとりで癒されたい、私のように大切な家族と静かに過ごしたいという方が最高の時を過ごせる「奥座敷」が月岡温泉郷だと思います。
ブロガーや本を執筆している人、トレーダーなどにも合う環境だと思います。
空気も新鮮で、静かで、鳥の声、セミの声、心地よい風、疲れたらお宿の硫黄温泉に浸かり、さらにリフレッシュするには、お宿を出て、月岡温泉郷街のお店で、新潟の美味しい日本酒を飲みに行く。
最高ではありませんか。
ぜひ、静かに過ごしたい方、ひとりになりたい方は月岡温泉へ。
\月岡温泉郷の宿を探してみる/
※1参照元:Wikipedia