
私は寺社仏閣巡りが好きで、コロナ禍前は、京都へ旅行へ行くのが大好きでした。
コロナ禍の影響もあり、なかなか関西地方への旅行が叶わない今、過去の写真を見ながら旅行をしています。
皆さんは『また訪れたい場所』はありますか?
また行きたいなと思う場所は、京都の他、色々とあるのですが、今回は、その中のひとつ奈良にある「奈良ホテル」が、私にとって『また訪れたい場所』です。
日本銀行や東京駅、オードリー・ヘプバーンにヘレンケラー?!

「奈良ホテル」は、1909年(明治42年)に創業しました。
設計したのは、建築家の辰野金吾氏。日本銀行や東京駅を設計した有名な建築家です。(※1)
創業以来、奈良ホテルは”関西の迎賓館”と親しまれ、日本の皇室や世界各国の王室、アイシュタイン、ヘレンケラー、オードリー・ヘプバーンなどが滞在しました。
レトロ感たっぷりの奈良ホテル




内装は、重厚感のある美しいこげ茶色が品格を表していました。
窓枠やランプも大正レトロ感たっぷりで、どことなく箱根の富士屋ホテルにも似ていました。
本当は、宿泊もしてみたかったのですが、とてもお値段が高かったため、この時は、奈良ホテル内にあるカフェにも立ち寄りました。


※写真は以前訪れたときに撮影したもの
奈良ホテル内のカフェは大変人気なようで、並んでいました。
30分ほど並んだような気がします。
カフェ前には待合室があるのですが、壁、天井、照明の他、時計やテーブル、椅子も品のあるレトロ感がたっぷりでした。
とっても居心地のよい場所でした。

長らく待った後、ようやくカフェ内に入ることができました。
私は、古代米のケーキとコーヒーのセットをいただきました。
コーヒーもケーキのお味も美味しいし、カフェの雰囲気もおしゃれ。
残念ながら、大変人が多かったため、カフェ内の写真撮影は断念…。
本当は本を1冊持って、コーヒーを飲みながらゆっくりしたかったのですが、何分待たれている方も多くいらしたので、そうとはいかず…ケーキとコーヒーのセットをいただいて、ちょっとゆっくりして、カフェを後にしました。
奈良ホテルには、特段ドレスコードはないようですが、レトロなお屋敷が本当に美しくて、今度は、おしゃれして訪れたいなと思いました。
今日は特別な時間を過ごしたい!という方は、平日に訪れてみるのをおすすめします。
ぜひ、お近くの方は、奈良ホテルに足を運んでみてくださいね!
※1参照元:唐津市、(建築家)辰野金吾