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誰とでも仲良くする人、八方美人が嫌われる理由

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良好な人間関係を保つために大切にしていることはありますか?

私自身、大切にしていることがいくつかあります。

そのひとつに『全員と上手く付き合っていく必要はない』ということ。

『全員と上手く付き合っていく必要はない』と思っても、それは、お相手様に失礼な態度を取ったりすることではなく、きちんと相手をリスペクトした上でのこと、です。

全員と上手くやっていく必要はない…言い換えれば、全員と上手くやっていく必要がある、八方美人になるということ…。

全員と上手くやっていこうとする(八方美人になる)と、下記のようなことが発生してしまうように私は思います。

  • 周囲からの信用をなくす
  • トラブルに巻き込まれることも…
  • 自尊心を失う
  • 自己嫌悪になる
  • 不快な気持ちで過ごす日々が増える
  • 『穏やかで幸せな人生』に結びついていかない 
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周りにいる?誰とでも仲良くしようとする人

皆さんの周りに『この人、八方美人だなぁ』と思う人はいますか?

(※『八方美人の定義』も人それぞれかと思いますが)他人から嫌われるのを恐れ、誰とでも仲良くする人ような人を八方美人と言ったりします。

自分自身や周囲の人の置かれた状況や立場によって、誰しも一度や二度、八方美人にならざるを得ない時があります。

また、自分自身はそんなつもりがないのに、状況によっては、周囲の人から一方的に八方美人と見られてしまうなんてこともあるでしょう。

八方美人の定義もそれぞれでしょうし、話を簡単にするためにも、本記事では予め『八方美人』の定義を下記の通り決めたいと思います。

<<本記事でいう『八方美人』の定義>>
交友関係の中で、誰が誰を嫌っているかを知っているのにもかかわらず、全員と深く・仲良くしようとする人のこと。

例:

登場人物➀:Aさん(※誰にでもよい顔する八方美人)
登場人物➁:Bさん(※Cさん、Dさんに敵対心を持ち、嫌っている)
登場人物③:Cさん(※Bさんに一方的に嫌がらせを受けたため、Bさんを嫌う)
登場人物④:Dさん(※Bさん、Cさんに裏切られた過去があるため、Bさん、Cさんを嫌う)

【仮定➀】
Aさんは当初、B、C、Dさんとは、顔なじみ程度でごく浅い関係だった

仮定➁】
ある日Aさんは、B、C、Dさんから、各々嫌っている人の相談を受けることになった
Aさんはそこで、Bさん、Cさん、Dさんらは共に嫌いあっていることを知った

仮定③】
Aさんは、B、C、Dさんの相談を乗るうちに、Bさん、Cさん、Dさんの親密な関係となり、彼らとご飯を食べに行ったり仲良くするようになった

仮定④】
Bさん、Cさん、Dさんは、互いに嫌いあっていることを知っているが、まさか相談相手のAさんが嫌いな人と親密な関係になっているとは知らずに過ごしていたが、後に知ることになった

Bさん、Cさん、Dさんは互いにいがみ合っているようですが、Aさんは、誰とでも仲良くするタイプなので、Bさん、Cさん、Dさんに”よい顔”(愚痴聴きや相談に乗ったり、ご飯を食べにいったりなど)をしています。

そして、Aさんは、CさんからBさんに対しての愚痴をこぼされたとき、Cさんをかばうような発言を。DさんからCさんに対しての愚痴をこぼされたときは、Dさんをかばうような発言をしています。

上記一例のように、これまで嫌がらせを受けてきたことを相談してきたのにも関わらず、自分の友達が急に加害者と密な関係を始めたら、不信感が高まりますよね。

信用が崩れた仲では、時が経とうとも、信用してお付き合いを続けるのは難しくなるのではなでしょうか。

”自分”がない八方美人は信用されない理由

よい人間関係を保つためには、ある程度の『信用』が大切だと思います。

より深い人間関係を希望しているなら、なお一層の『信用』が大切です

よい人間関係を築くには『信用』が大切であり、その信用を守るためには、”自分の意志表示”をすることも大切な役割なのです。

Aさんのように、誰が誰に嫌がらせや裏切りをしたのか周囲の状況を理解していながら、加害者、被害者両方の肩を持つ言動(i.e., 誰にでもよい顔する言動)をしていると、Aさんの言動には『一貫性』が失われるため、周囲からしたら『この人は信用できない』というイメージや感情が芽生えかねないのです。

もちろん、人の捉え方は十人十色なので、そう思わない人もいることでしょう。

それに、Aさんが全員と仲良くしても『八方美人にならないケース』というのも存在すると私は思います。

例えば:
AさんがBさんに対し『あなたがCさんに対し行ったことは悪いことだ。Cさんに謝罪すべきだ』といった厳しい思いやりの言葉をかけた上で、引き続き、Bさんと関係を続けたという場合です。

加害者、被害者と仲良くする八方美人であっても、”自分の意見”、”自分の信念”を周囲に表示することで、Aさんの言葉、行動に一貫性が生まれ『Aさんってこういう信念・意見を持った人』といったキャラクターの確立が周囲の人の中に生まれるので、『八方美人』というイメージやAさんに対しての不信感も緩和されると私は思うのです。

”自分を持つ”とはゼロか100かハッキリさせることでもない

自分の意見や信念、最近の言葉で言えば”自分軸”とも言いますが、”自分を持つ”ということは何か。

それは、好きなら好き・嫌いなら嫌いと人間関係白黒ハッキリつけるといった単純なことだけではなく、『自分はどう思っているのか』ということを相手に意思表示することです。

『この人とはよい関係を築きたい』、『周囲から嫌われたくない』と思うなら、なおさら自分はどう思っているのかを意思表示することです。

それが相手にとって受け入れがたいものであっても、自分の意見の中に『自分なりの愛』が含まれていれば、それでいいのだと思います。

例えば:

■先述したように、AさんがBさんに対し『あなたがCさんに対し行ったことは悪いことだから、Cさんに謝罪すべきだ』等、厳しい声をかけた上で、引き続きBさんとも仲良くすることも、ひとつの意思表示。

■B、C、Dさん全員と付き合うのを辞めるため、距離を置くのもAさんの意思表示

■Bさんとだけお付き合いをするのをやめるのも、これまたひとつの意思表示

■『誰の肩も持たない』といったことを全員に伝えた上で全員と仲良くすることも、意思表示

そこに自分の考えがあれば『意志表示』の方法はいくらでもあると思うのです。

『自分の考えがない』、『自分がない』ゆえに、誰にでもいい顔せざるをえない状況となるのです。

自分がなく、誰にでもいい顔するのも『自分の意志表示』と言えば、そうなのかもしれません。

しかしそこから生まれる物と言えば、関係性に齟齬が生まれ、人間関係がこじれ、周囲からは信用を失い、ご縁のご清算に繋がるといった、自分が望んでいない結果を招く可能性もあるのではないかと私は思います。

”魅力的な自分”は自分で作る

『人から嫌われたくない』という気持ちも分かりますが、すべからく全員と仲良くなることはとても難しいものです。

”自分がない人”は、他人の言動をそっくりそのままスキャンしてコピーしたり、その場しのぎで相手に合わせてしまうこともあるので、自分の意見が定まりません。    

『自分がない』という状態も、一種の自分の生き方。

しかし、それが原因で失うものもあるのです。

どうせ何事も万人に受け入れられるわけではないのですから、あっちこっちにいい顔して全員から信用を失うより、嫌われてもいいという覚悟で、一度、自分なりのものさしで、公平性、倫理、正当性、客観性のセンスを磨き、周囲の人とうまく長く関係を築いていける”自分”を構築し、自分とウマが合う人と仲良く関係を築き、『自分の人生』なるものを謳歌してみてはいかがでしょうか。 

トライアル&エラー、失敗に失敗を重ね改善していくことが自分磨き! 

ぜひ自分の力で魅力的な自分へと磨き、四方八方から『あの人素敵ね』と言われる人になってみてくださいね!!

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