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日本人に必要なスキルは、スルースキルより『ハッキリ言う力』

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スルースキル。 

確かに便利なスキルかもしれません。

しかし、本当にスルースキルだけで対処していく生き方が自分にとっても社会にとってもよいものか、疑問に思うことがあります。

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パワハラ・モラハラ、いじめられてもスルースキル?

『嫌がらせやいじめ、パワハラ・モラハラを受けても、スルースキルを身につけて、反応しない自分になろう』といった考え方があります。

スルースキルは、”関わらない方がよい人”から自分を守り、自分を幸せにするための役立つスキルであると私も思います。ストレスマネジメントにも、アンガーマネジメントにも活用できるでしょう。

しかし、スルースキルの使用は、あくまで自分が許せる範囲のストレスを受けた時だけ発揮させればよいと私は思っています。

小さなことであっても自分が我慢できないというストレスを受けたなら、その時は使うスキルは、スルースキルではなく『ハッキリ伝える力』だと思います。

ハッキリ伝える力とは、相手からの問題行為を指摘し「不快なので辞めてください」ということを伝える力、意思表示する力でもあります。

自分の尊厳は傷つけないこと。ハッキリ伝えて自分を大切にしよう!

私は昔から、相手が誰であっても自分の考えや意思を伝えます。

日本は自分がいじめられていても、相手がいじめられていても『そういった言動はお辞めになっていただけますか』とは言えない方が多い印象です。

ひどいことを言われて、相手にはっきりと『傷つきました』や『そういった言動は辞めてください』と伝えることは、高飛車なことでも下品なことでもありません。

あたりまえのことだと思うのです。

言われたことに対し、聞き流したり、黙って我慢することは、自分で自分の尊厳を傷つけることでもあります。

海外に長年住んできましたが、海外の人は日本人よりもっと自分を大切にできているように私は感じます。

自分を大切にすることのひとつとして、不快な思いをしたらスルースキルを使うのではなく、辞めてほしいという意思表示することだと私は思うのです。それを海外では自然とできているように思います(全員がそうだとは言えませんが)。

嫌がらせや失礼な態度をされてもへこへこして、自分で自分の尊厳を傷つけないことも、幸せな人生を歩むための大人な習慣だと思います。

ただハッキリ言えばいいというわけではない。伝える力も重要

日本はパワハラが多い国26か国中、第3位に位置しています。(※1)

組織の中でスルースキルが使われると、パワハラ・モラハラの実態が浮かび上がってきにくく(※日本人は、自分の我慢の限界が来て声を上げるまでは、パワハラ・モラハラの実態が遅れて浮かび上がってくるという気がします…)、改善もされず、パワハラ・モラハラ文化や昭和の古い体質がいつまでもその組織に残り続けることになるのではないかと私は思います。

もっと多くの方が、ハッキリ伝える力を持ち、意思表示することで、周囲の人の考え方・環境が変わり、働きやすい環境、生きづらさのない社会になると私は思うのです。

ハッキリ伝える力を養っても、”伝え方”は重要です。

ハッキリ自分の意思は主張しても、それが紳士的に対応することも大切です。

パワハラ・モラハラ、いじめ、嫉妬、妬みを理由に相手を嫌がらせしてくる人は、淘汰されていく時代はもうすぐ来ると思います。

そのような時代や文化が完全に浸透するまでは、被害を受けている方は非常に苦しい思いをするでしょう。中には、しなくてもいい転職をするはめになり、人生が狂ってしまったり、自ら命を絶たれる方もいらっしゃるでしょう。

そういった文化を続けるのではなく、無くすためにも、日本人ひとりひとりが『はっきり伝える力』で意思表示をしていくことです。

今、私たちに必要なのはスルースキルではなく、声を上げて、自分と相手の意識を変えていくことなのです。

※1参照元:President Woman、鈴木賢志、、2019-05-15『なぜ日本はハラスメント大国になったのか』

\職場での生きづらさから脱出するために/

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